英語の発音「オウ」と「オー」②

二重母音の[ou](オウ)について見ていきましょう。

最初に、単語のつづりに“ou” (“ough”)が含まれている単語についてです。

 

 

“ou”は、基本的に[ou](オウ)とは読みません。注意しましょう。

 

“ou”のつづりを[ou](オウ)と読むのは、以下のような「例外」のみです。

 

 

soul(ソウル)「魂」

shoulder(ショウルダー)「肩」→×「ショルダー」

poultry(ポウルトリィ)「家禽」

dough(ドウ)「パンの生地」

doughnut(ドウナト)→×「ドーナッツ」

though(ゾウ)「にもかかわらず」

although(オルゾウ)「にもかかわらず」

 

 

 

それに対し、以下の語は、長母音[ɔː](オー)の発音になります。

しっかり区別して覚えましょう。

 

four(フォー)「四」

course(コース)「進路」

court(コート)「法廷」

source(ソース)「源泉」

 

cough(コーフ/コフ)「咳」

ought(オート)「~すべきである」

thought(ソート) *“think”の過去形・過去分詞形

bought(ボート) *“buy”の過去形・過去分詞形

brought(ブロート) *“bring”の過去形・過去分詞形

sought(ソート) *“seek”「探す」の過去形

fought (フォート) *“fight”「戦う」の過去形・過去分詞形

 

 

 

以下の語は、“ou”を[ʌ](ア)と読みます。

 

touch(タチ)「触れる)

double(ダブル)「二倍の」

cousin(カズン)「いとこ」

young(ヤング)「若い」

couple(カプル)「二つ」

southern(サザン)「南の」

country(カントリ)「国」

trouble(トラブル)「面倒なこと」

 

tough(タフ)「しぶとい」

rough(ラフ)「粗い」

enough(イナフ)「十分な」

 

 

以下の語は、“ou”を[uː](ウー)と読みます。

 

you(ユー)「あなた(たち)」

youth(ユース)「若い人」

rouge(ルージュ)「口紅」

route(ルート)「道筋」

soup (スープ)「スープ」

souvenir(スーヴェニァ)「お土産」

wound(ウーンド)「負傷する」

wounded(ウーンディド)「負傷した」

group (グループ)「集団」

acoustic(アクースティク)「音響の」

Vancouver(ヴァンクーヴァ)「バンクーバー」

 

through(スルー)「~を通って」

 

一般的な音楽用語としての「アコースティク」は、電気によって音を増幅したり加工したりせずに、直接音を出す楽器で演奏することや、そのような演奏に用いる楽器を意味します。

しかし、英語の“acoustic”の発音は、[əkuːstik](アクースティク)ですので、気をつけましょう。

 

 

 

以下の語は、“ou”を[au](アウ)と読みます。

 

ounce(アウンス) →×「オンス」*重さの単位

our(アウァ)「私たちの」

hour(アウァ)「一時間」

out(アウト)「外に」

doubt(ダウト)「疑う」

shout(シャウト)「叫ぶ」

trout(トラウト)「鱒」

about(アバウト)「~について」

sprout(スプラウト)「芽」

loud(ラウド)「うるさい」

cloud(クラウド)「雲」

proud(プラウド)「誇りを持つ」

found(ファウンド) *“find”の過去形・過去分詞形

sound(サウンド)「音」

bound(バウンド) *“bind”の過去形・過去分詞形

pound(パウンド) *→×「ポンド」*重さ、通貨の単位

wound(ワウンド) *windの過去形・過去分詞形

around(アラウンド)「~の周りに」

ground(グラウンド) 「地面」

count(カウント)「数える」

amount(アマウント)「量」

house(ハウス)「家」

mouse(マウス)「はつかねずみ」

mouth(マウス)「口」

south(サウス)「南」

foul(ファウル)「反則」

vouch(ヴァウチ)「保証する」

pouch(パウチ)「小袋」→×「ポーチ」

noun(ナウン)「名詞」

trousers(トラウザァズ)「ズボン」

mountain(マウンテン)「山」

thousand(サウザンド)「千」

 

drought(ドラウト)「干ばつ」

 

 

以下の語は、“ou”を[u](ウ)と読みます。

 

should(シュド)

could(クド)

would(ウド)

 

 

 

また、以下のような発音もあります。

 

[əːr](アー):

journey(ジャーニィ)「旅行」

journalist(ジャーナリスト)「報道記者」

encourage(インカーリジ)「励ます」

 

 

[uə](ウァ):

tour(トゥァ)「旅行」

 

 

 

形容詞の語末につく“ous”は[əs](アス)の発音になります。

 

jealous(ジェラス)「嫉妬深い」

famous(フェイマス)「有名な」

serious(シリァス)「真剣な」

various(ヴェリアス)「様々な」

delicious(デリシャス)「おいしい」

dangerous(デインジャラス)「危険な」

nervous(ナーヴァス)「不安な」

gorgeous(ゴージャス)「豪華な」

conscious(カンシャス)「意識している」

curious(キュリアス)「好奇心が強い」

marvelous(マーヴェラス)「すばらしい」

glorious(グローリアス)「栄誉に満ちた」

humorous(ユーマラス)「ユーモアのある」

ridiculous(リディキュラス)「ばかげた」

mysterious(ミスティァリアス)「謎につつまれた」

ambitious(アンビシャス)「野心を持った」

 

 

 

ついでに、“au”のつづりを含む単語を確認しましょう。

 

“au”は、基本的に[ɔː](オー)の発音になります。

 

 

auto(オートウ)

audio(オーディオウ)

audience(オーディエンス)「視聴者」

August(オーガスト)「八月」

Australia(オーストレイリア)→「オーストラリア」

author(オーサァ)「著者」

autumn(オータム)「秋」

autograph(オータグラフ)「(有名人の)サイン」

 

fault(フォールト)「誤り」

cause(コーズ)「原因」

because(ビコーズ)「なぜなら」

pause(ポーズ)「休止する」

clause(クローズ)「(文法における)節」

caution(コーション)「警告」

sauce(ソース)「液状の調味料」

saucer(ソーサァ)「受け皿」

sausage(ソーシジ)「挽肉の腸詰め」

Paul(ポール)「ポール:人名」

bauxite(ボーキサイト)「ボーキサイト」

haunted(ホーンティド)「お化けのよく出る」

laundry(ローンドリ)「洗濯物」→×「ランドリー」

cauliflower(コーリフラウワァ)→×「カリフラワー」

astronaut(アストラノート)「宇宙飛行士」

 

daughter(ドータァ)「娘」

caught(コート) *“catch”の過去形・過去分詞形

taught(トート) *“teach”の過去形・過去分詞形

 

しかし、やはり、いくつかの例外があります。

 

[æ][ɑː](ア):

aunt(アント)おば」

laugh(ラフ)「笑う」

draught(ドラフト) *→“draft”「下絵を描く」

 

 

[ə](ア):

aurora(アローラ)→×「オーロラ」 *一応「オーロラ」も

 

 

[ei](エイ)

gauge(ゲイジ)→×「ゲージ」

 

 

[au](アウ)

Palau(パラウ)→×「パラオ」

 

 

 

 (ivy 松村)

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