英語の発音「オウ」と「オー」⑦

やっと、「オウ」と「オー」の話が終わります。

 

最後に、「残り」の、発音に気をつけたい単語を紹介します。

 

 

[ou](オウ)の発音が含まれる単語:

 

don’t(ドウント)*“do”の否定形

won’t(ウォウント)*“will”の否定形

 

October(オクトウバァ)「10月」

November(ノウベンヴァ)「11月」

 

Nobel Prize(ノウバル・プライズ)「ノーベル賞」→×「ノーベル」

notice(ノウタス)「気付く」→×「ノーティス」

 

solar(ソウラァ)「太陽の」→×「ソーラー」

soldier(ソウルジャァ)「兵士」→×「ソルジャー」

social(ソウシャル)「社会の」→×「ソウシャル」

total(トウタル)「全部の→×「トータル」

 

hotel(ホウテル)→×「ホテル」

modal(モウダル)「形式上の」

model(モウデル)→×「モデル」

moment(モウマント)「瞬間」→×「モーメント」

 

global(グロウバル)「世界的な」→×「グローバル」

local(ロウカル)「地域的な」→×「ローカル」

location(ロウケイシャン)「位置」→×「ロケーション」

 

robot(ロウバート)→×「ロボット」

focus(フォウカス)「焦点」→×「フォーカス」

comb(コウム)「櫛」

clothes(クロウズ)「衣服」

 

poster(ポウスター)→×「ポスター」

program(プロウグラム)→×「プログラム」

protocol(プロウトカール)「外交儀礼」→×「プロトコール」

protein(プロウティーン)→×「プロテイン」

profile(プロウファイル)→×「プロフィール」「プロファイル」

 

Poland(ポウランド)→×「ポーランド」

 

 

 

[ou](オウ)の発音を持つ単語の中で、特異な例外:

 

sew(ソウ)「縫う」

 

 

 

一方、[ɔː](オー)の発音が含まれる単語:

 

door(ドーァ)→「扉」×「ドア」

floor(フローァ)→「床」×「フロア」

cloth(クロース)「布」→×「布」

chocolate(チョークラト)→×「チョコレート」

Portugal(ポーチャグル)→×「ポルトガル」

 

 

 (ivy 松村)

 

語尾が“or”になる英単語

前回の記事で接尾語が“or”になる単語を少し紹介しましたが、気になったので、語尾が“or”になる単語を集めてみました。

意外とたくさんあります。

 

 

英語の造語の規則では、単語の後ろを“er”か“or”にすることで、「~する人」「~する(してくれる)もの」という名詞をつくることができます。

 

 

語尾を“er”にするのか、それとも“or”にするのか、けっこう惑わされてしまいますよね。

 

ラテン語起源の語彙は、“or”になることが多いですね。英語にとってのラテン語は、日本語にとっての「漢語」のような位置付けになります。

 

日本語の専門用語や法律用語に「漢語」が多く使われるのと同様に、英語の専門用語や法律用語もラテン語由来の単語が多く使われます。

 

 

それから、もともと“our”というつづりを、アメリカ人が“or”にしてしまった単語があります。

 

あとは、「たまたま」語末が“or”の単語もありますが、一応載せてあります。

 

 

abductor(アブダクタァ)「誘拐犯」

abettor(アベタァ)「教唆者」

abhor(アブホァ)「忌み嫌う」

accelerator(アクサラレイタァ)「加速器」

activator(アクタヴェイタァ)「活性剤」

actor(アクタァ)「俳優」

actuator(アクチュエイタァ)「作動装置」

administrator(アドミナストレイタァ)「管理者」

agitator(アジャテイタァ)「扇動者」

alligator(アリゲイタァ)「わに」

ambassador(アンバサダァ)「大使」

ancestor(アンセスタァ)「先祖」

anchor(アンカァ)「船のいかり」

animator(アナメイタァ)「アニメ作家」

armor(アーマァ)「鎧」

assessor(アセサァ)「査定人」

author(オーサァ)「著者」

 

bachelor(バチャラァ)「独身男性」

behavior (ビヘイヴャァ)「ふるまい」 *behaviourとも

belt conveyor(ベルトコンヴェイア)「ベルトコンベアー」

 

calculator(カリキャレイタァ)「計算機」

captor(キャプタァ)「捕まえる人」

chancellor(チャンサラァ)「大臣」

circulator(サーキュレイタァ)「循環装置」

collaborator(カラバレイタァ)「協力者」

collector(カレクタァ)「収集家」

color(カラァ)「色」 *colourとも

commentator(カーメンテイタァ)「評論者」

communicator(カミューナケイタァ)「伝達者」

competitor(カンペテタァ)「競争相手」

compressor(カンプレサァ)「圧縮装置」

conciliator(カンシリエイタァ)「調停者」

condor(カンダァ)「(鳥の)コンドル」

conductor(カンダクタァ)「指揮者」

confessor(カンフェサァ)「告白者」

connector(カネクタァ)「連結器具」

conqueror(コンカラァ)「征服者」

conspirator(カンスピラタァ)「共謀者」

constructor(カンストラクタァ)「建設者」

contractor(カントラクタァ)「土建業者」

contributor(カントリビュタァ)「寄付者」

coordinator(コウオーディネイタァ)「まとめ役」

cooperator(コウオペレイタァ)「協力者」

corridor(コーラダァ)「廊下」

councilor(カウンセラァ)「評議員」

counselor(カウンセラァ)「相談役」 *councilorと同音

creator(クリエイタァ)「創造者」

creditor(クレディタァ)「債権者」

cursor(カーサァ)「(パソコンの)カーソル」

curator(キュアレイタァ)「学芸員」

 

debtor(デタァ)「債務者」

demeanor(ディミーナ)「態度」 *dimeanorも

denominator(デノミネイタァ)「分母」

depositor(ディパーザタァ)「預金者」

detector(ディテクタァ)「探知機」

dictator(ディクテイタァ)「独裁者」

director(ダレクタァ)「監督」

doctor(ドクタァ)「医師」

distributor(ディストリビゥタァ)「分配機」

donor(ドナァ)「提供者」

duplicator(デュプリケイタァ)「複写機」

 

editor(エダタァ)「編集者」

educator(エデャケイタァ)「教育者」

effector(イフェクタァ)「効果を上げる装置」

elector(イレクタァ)「有権者」

elevator(エラヴェイタァ)「昇降機」

emperor(エンパラァ)「皇帝」

emulator(エミャレイタァ)「(コンピュータの)エミュレーター」

endeavor(インデヴァァ)「努力」 *endeavvourも

equator(イクウェイタァ)「赤道」

error(エラァ)「誤り」

estimator(エスタメイタァ)「評価者」

executor(イグゼキャタァ)「執行者」

exterior(イクスチアリアァ)「外面」

 

facilitator(ファシラテイタァ)「進行係り」

factor(ファクタァ)「要因」

favor(フェイヴァ)「好意」

flavor(フレイヴァ)「風味」 *flavourとも

 

junior(ジューニィァ)「より若い」

 

generator(ジェナレイタァ)「発生装置」

gladiator(グラディエイタァ)「剣闘士」

governor(ガヴァナァ)「知事」

 

harbor(ハーバァ)「港」 *harbourとも

honor(アナァ)「名誉」 *honourも

humor(ヒューマァ)「人間味あふれたおかしみ」

 

illustrator(イラストレイタァ)「挿絵画家」

imitator(イマテイタァ)「模造人」

impostor(インパースタァ)「詐称者」

indicator(インダケイタァ)「指示器、計測器」

inferior(インフィアリアァ)「より劣っている」

inheritor(インヘラタァ)「相続人」

innovator(イナヴェイタァ)「革新者」

inspector(インスペクタァ)「検査官」

instructor(インストラクタァ)「指導者」

inventor(インヴェンタァ)「発明者」

interior(インティアリア)「インテリア」

investor(インヴェスタァ)「出資者」

investigator(インヴェスティゲイタァ)「調査者」

 

labor(レイバァ)「労働」 *labourとも

legislator(レジスレイタァ)「議員」

liberator(リベレイタァ)「解放者」

liquor(リカァ)「酒」

 

major(メイジャァ)「主要な」

malefactor(マレファクタァ)「悪人」

manipulator(マニピャレイタァ)「操縦者」

mayor(メイヤァ)「市長」

meditator(メダテイタァ)「瞑想する人」

mentor(メンタァ)「指導教官」

metaphor(メタフォァ)「隠喩」

meteor(ミーティア)「隕石」

minor(マイナァ)「より小さい」

mirror(ミラァ)「鏡」

monitor(モニタァ)「モニター」

moderator(マーデレイタァ)「仲裁者」

motivator(モウタヴェイタァ)「やる気を起こさせる人」

motor(モウタァ)→「原動機」

 

navigator(ナヴィゲイタァ)「航海士」

negotiator(ネゴウシエイタァ)「交渉人」

neighbor(ネイバァ)「隣人」 *neighbourとも

nonconductor(ナンコンダクタァ)「絶縁体」

 

odor(オウダァ)「におい」 *odourも

operator(アーパレイタァ)「オペレーター」

oppressor(アプレサァ)「暴君」

orator(オーラタァ)「演説者」

originator(オリジャネイタァ)「創始者」

 

parlor(パーァラァ)「お店」

predator(プレダタァ)「捕食者」

processor(プラセサァ)「処理装置」

professor(プラフェサァ)「教授」

projector(プラジェクタァ)「映写機」

protector(プラテクタァ)「プロテクター」

protractor(プロウトラクタァ)「分度器」

 

radiator(ラディエイタァ)「冷却装置」

razor(レイザァ)「かみそり」

receptor(リセプタァ)「受信機」

refrigerator(リフリジァレイタァ)「冷蔵庫」

regulator(レギャレイタァ)「調節器」

respirator(レスパレイタァ)「人工呼吸器」

rigor(リガァ)「厳格さ」

rotor(ロウタァ)「回転部分」

rumor(ルーマァ)「噂」 *rumourとも

 

sailor(セイラァ)「船乗り」

savior (セイヴャァ)「救済者」*saviourも

scissor(シザァ)「はさみで切る」 *scissorsで「はさみ」

sculptor(スカルプタァ)「彫刻家」

sector(セクタァ)「部門」

senator(セナタァ)「理事」

senior(シーニィァ)「より年上の」

sensor(センサァ)「感知器」

separator(セパレイタァ)「分離機」

simulator(シミャレイタァ)「模擬実験装置」

spectator(スペクテイタァ)「観衆」

speculator(スペキャレイタァ)「相場師」

splendor(スプレンダァ)「豪華さ」 *splendourも

sponsor(スパンサァ)「スポンサー」

stressor(ストレサァ)「ストレス(を引き起こすもの)」

successor(サクセサァ)「後継者」

sun visor(サンバイザー)「日よけ」

superior(スピアリア)「より優れている」

supervisor(スーパァヴァイザァ)「監督者」

survivor(サァヴァイヴァ)「生存者」

suitor(スータァ)「求婚者」

 

tailor(テイラァ)「仕立屋」

terminator(ターマネイタァ)「終結させる者」

terror(テラァ)「恐怖、テロ」

tremor(トレマァ)「振動」

tractor(トラクタァ)「トラクター」

traitor(トレイタァ)「反逆者」

translator(トランスレイタァ)「翻訳家」

tenor(テナァ)「テナー」

tumor(テューマァ)「腫瘍」

tutor(テュータァ)「指導員」

 

vapor(ヴェイパァ)「蒸気」

vector(ヴェクタァ)「征服者」

vendor(ヴェンダァ)「売り手」

ventilator(ヴェンタレイタァ)「換気装置」

victor(ヴィクタァ)「勝者」

vigor(ヴィガァ)「活力」  *vigourも

visitor(ヴィジタァ)「訪問者」

 

warrior(ウォーリァ)「戦士」

 

 

 

 

 (ivy 松村)

 

 

 

英語の発音「オウ」と「オー」⑥

※英語の「オウ」と「オー」の発音についての①~⑤の記事ですが、間違いが見つかったり、他の例が見つかったりしたので、ちょっと手直しをしました。

 

 

 

語末の“o”は、[ou](オウ)と発音します。

 

go(ゴウ)「行く」→×「ゴー」

no(ノウ)「いいえ」→×「ノー」

so(ソウ)「だから」→×「ソー」

ago(アゴウ)「~前に」「→×「アゴー」

kilo(キロウ)「キロ」〈単位〉→×「キロ」

hello(ヘロウ)「こんにちは」→×「ハロー」

zero(ジィロウ)「零」→×「ゼロ」

motto(マトウ)「標語」→×「モットー」

auto(オートウ)「自動(車)」→×「オート」

photo(フォウトウ)「写真」→×「フォト」

photograph(フォウトウグラフ)「写真」→×「フォトグラフ」

radio(レイディオウ)→×「ラジオ」

video(ヴィデオウ)→×「ビデオ」

piano(ピアノウ)→×「ピアノ」

potato(パテトウ)「じゃがいも」→×「ポテト」

tomato(タメイトウ)→×「トマト」

buffalo(バファロウ)「水牛」→×「バッファロー」

curio(キュリオウ)「骨董品」

mosquito(マスキィトウ)「蚊」→×「モスキート」

volcano(ヴォルケイノウ)「火山」

 

Tokyo(トウキオウ)→×「トーキョー」

Chicago(シカゴウ)→×「シカゴ」

Mexico(メクシコウ)→×「メキシコ」

Morocco(マローコウ)→×「モロッコ」

San Francisco(サンフランシスコウ)→×「サンフランシスコ」

Toronto(タラントウ)→×「トロント」

Oslo(オスロウ)→×「オスロ」

 

 

 

今度は、単語の最初の“o”です。

英単語の語頭の“o”は、さまざまな発音がありますが、その中に、[ou](オウ)と[ɔː](オー)の発音があります。

 

 

[ou](オウ):

oh(オウ)「おや」

ohm(オウム) *電気抵抗の単位

OK(オウケイ)「よろしい」

over(オウヴァ)「~の上に」

open(オウペン)「開ける」

ocean(オウシャン)「海」

only(オウンリィ)「唯一の」

obey(オウベイ)「従う」

omen(オウメン)「前兆」

omit(オウミット)「除外する」

opaque(オウペイク)「不透明な」

 

 

[ɔ](オ) [ɔː](オー):

on(オ[ー]ン)「~の上に」

off(オ[ー]フ)「離れる」

offer(オ[ー]ファ)「申し出る」

often(オ[ー]フン)「しばしば」

office(オーフィス)「事務所」

officer(オーフィサァ)「幹部」

ostrich(オーストリチ)「ダチョウ」

 

 

語頭が“o”の発音の種類は他にもいくつかありますが、特に注意が必要な[ʌ](ア)の発音を見ておきましょう。

 

 

[ʌ]

other(アザー)「もう一方」

onion(アニャン)「玉ねぎ」→×「オニオン」

oven(アヴン)→×「オーブン」

 

“onion”(アニャン)や“oven”(アヴン)の発音には気をつけましょう。

 

 

“or”は、[ɔːr](オー)になります。

 

[ɔːr](オー):

or(オーァ)

order(オーダァ)「順番」

ordinary (オーディナリィ)「普通の」

orchestra(オーケストラ)

oral(オーラル)「口頭の」

orange(オーレンジ)

oracle(オーラクル)「神託」

orbit(オービット)「軌道」

organ(オーガン)「器官」

organic(オーガニク)「有機栽培の」

organization(オーガニゼイション)「組織」

orient(オーリアント)「東洋」→×「オリエント」

origin(オーラジン)「起源」→×「オリジン」

ornament(オーナマント)「装飾品」

orthodox(オーソドクス)「正統な」

 

 

“origin”は[ɔːr](オー)の発音ですが、派生語の“original”(アリジャナル)や“originality”(アリジャナラティ)は[ə](ア)になります。

 

 

 

語頭以外の“or”も、[ɔːr](オー)になります。

 

for(フォーァ)、force(フォース)、forest(フォーレスト)、forward(フォーワァド)、fortune(フォーチュン)、foreign(フォーリン)、form(フォーム)、perform(パァフォーム)、born(ボーン)、corn(コーン)、coral(コーラル)、corner(コーナァ)、cord(コード)、chord(コード)、chorus〈コーラス〉、port(ポート)、sport(スポート)、airport(エアポート)、transport(トランスポート)、important(インポータント)、short(ショート)、story(ストーリィ)、storm(ストーム)、morning(モーニング)、priority(プライオーラティ)、lord(ロード)、north(ノース)、horse(ホース)、important(インポータント)、boring(ボーリング)、normal(ノーマル)、absorb(アブソーブ)、sorry(ソーリィ)

 

 

接尾辞の“or”は[ər](ァ)になります。

 

actor(アクタァ)「俳優」

doctor(ダクタァ)「医師」

editor(エディタァ)「編集者」

monitor(モニタァ)「モニター」

instructor(インストラクタァ)「指導員」

alligator(アリゲイタァ)「ワニ」

author(オーサァ)「著者」

warrior(ウォーリァ)「戦士」

 

 

“wor”は、[wə:r](ワー)と読む単語があります。

 

word(ワード)「単語」

world(ワールド)「世界」

work(ワーク)「働く」

worse(ワース) *badの比較級

worm(ワーム)「虫」

worth(ワース)「~の値打ちがある」

 

 

一方、“war”は、[wɔ:r](ウォー)と発音する単語があります。

 

war(ウォー)「戦争」

warp(ウォープ)→×「ワープ」

warm(ウォーム)「温かい」

warn(ウォーン)「警告する」

 

 

 

その他、“wa”を[wɔ:]と発音する単語:

 

wash(ウォーシュ)「洗う」

water(ウォータァ)「水」

watch(ウォーチ)「腕時計」

want(ウォーント)「~が欲しい」 *(ワント)も

wall(ウォール)「壁」

wallet(ウォーレット)「財布」 *(ワーレット)も

walk(ウォーク)「歩く」

 

 

(ivy 松村)

 

 

英語の発音「オウ」と「オー」⑤

“oa”のつづりは[ou](オウ)と読みます。

 

oak(オウク)→×「オーク」〈植物〉

oatmeal(オウトミール)→×「オートミール」

boat(ボウト)→×「ボート」

coat(コウト)→×「(上着の)コート」

float(フロウト)「浮かぶ」)→×「フロート」

coast(コウスト)「海岸」→×「コースト」

toast(トウスト)→×「トースト」

roast(ロースト)→×「ロースト」

throat(スロウト)「のど」→×「スロート」

boast(ボウスト)「自慢」

toad(トウド)「ヒキガエル」

goal(ゴウル)→×「ゴール」

coal(コウル)「石炭」→×「コール」

coach (コウチ)→×「コーチ」

poach(ポウチ)「ゆでる」

approach(アプロウチ)「接近する」→×「アプローチ」

soak(ソウク)「浸す」

soap(ソウプ)「石鹸」→×「ソープ」

loaf(ロウフ)「パン一斤」

foam(フォウム)「泡」→×「フォーム」

roaming(ロウミング)→×「ローミング」

loan(ロウン)→×「ローン」

moan(モウン)「うめき声」

road(ロウド)「道」→×「ロード」

 

 

以下のような単語は[ɔː](オー)になります。

 

broad(ブロード)「広い」

abroad(アブロード)「海外に」

broadcast(ブロードキャスト)「放送」

Broadway(ブロードウェイ)「ブロードウェイ」

 

“road”(ロウド)との発音の違いに気をつけてください。

 

 

また、“oa”を含む、以下のような特殊な発音の単語にも注意しましょう。

 

cocoa(コウコウ)→×「ココア」

koala(コウアーラ)→×「コアラ」

oasis(オウエイシス)→×「オアシス」

 

 

 

“oa”に“r”がついて、“oar”になると、[ɔːr](オーァ)になります。

 

oar(オーァ)→×「オール」

soar(ソーァ)「舞い上がる」

roar(ローァ)「轟音」

coarse(コーァス)「粗い」

hoarse(ホーァス)「かすれた声の」

board(ボーァド)「板」

aboard(アボーァド)「搭乗して」

cupboard(カボーァド)「食器棚」

hoard(ホーァド)「蓄える」

 

 

 

つづりが“oe”となる単語は、発音が[ou]となります。

 

 

doe(ドウ)「(鹿や羊の)雌」

toe(トウ)「つま先」

hoe(ホウ)「鍬(くわ)」

roe(ロウ)「魚の卵」

foe(フォウ)「敵」

woe(ウォウ)「悲哀」

 

aloe(アロウ)→×「アロエ」

floe(フロウ)「(水に浮いている)氷原」

sloe(スロウ)「スモモの一種」

throe(スロウ)「激痛」

oboe(オウボウ)→×「オーボエ」〈楽器〉

 

 

 

以下のような単語は、例外です。

 

[uː](ウー)

shoe(シュゥー)「靴」

canoe(カヌゥー)「カヌー」

 

[ʌ](ア)

does(ダズ)

 

 

 

さらに、つづりが「ol+子音」のときに、[ou](オウ)の発音が現れる単語があります。

 

folk song(フォウク・ソング)→×「フォーク・ソング」

 

“folk”の“l”は黙字です。発音しません。

 

 

old(オウルド)「古い」→×「オールド」

hold(ホウルド)「持つ」→×「ホールド」

cold(コウルド)「寒い」→×「コールド」

gold(ゴウルド)「黄金」→×「ゴールド」

told(トウルド)*“tell”の過去形・過去分詞形→×「トールド」

fold(フォウルド)「折りたたむ」→×「フォールド」

mold(モウルド)「鋳型」

sold(ソウルド)*“sell”の過去形・過去分詞形→×「ソールド」

 

bolt(ボウルト)→×「ボルト」

jolt(ジョウルト)「揺さぶる」

dolt(ドウルト)「うすのろ」

molt(モウルト)「(動物の)毛の生え替わり」

colt(コウルト)「雄の子馬」

volt(ヴォウルト)→×「ボルト」〈電圧の単位〉

revolt (リヴォウルト)「反乱」

 

holy(ホウリィ)「神聖な」

 

roll(ロウル)「転がる」→×「ロール」

poll(ポウル)「投票」

toll(トウル)「通行料」

 

 

“oll”の“o”を[ɔː](オー)と読む単語もあります。

 

[ɔː](オー)

doll(ドール)「人形」

 

 

つづりが“ost”の単語も、やはり[ou](オウ)の発音になります。

 

 

host(ホウスト)「主人」→×「ホスト」

most(モウスト)→×「モースト」

post(ポウスト)→×「ポスト」

ghost(ゴウスト)→「幽霊」×「ゴースト」

 

 

 

 

ただし、以下の単語などは、[ɔ](オ)あるいは、[ɔː](オー)と発音されます。

 

 

lost(ロスト、ロースト)*“lose”の過去形・過去分詞形

cost(コスト、コースト)「費用」

 

roster(ロースタァ)「(スポーツチームの)選手名簿」

foster(フォースタァ)「育成する」

 

Boston(ボースタン、ボスタン)「ボストン」

 

 

 

一方、つづりが「al+子音」のときは、[ɔː](オー)になることがあります。

 

all(オール)「すべて」

ball(ボール)「ボール」

fall(フォール)「落ちる」

tall(トール)「背が高い」

wall(ウォール)「壁」

hall(ホール)「ホール」

call(コール)「呼ぶ」

mall(モール)「(ショッピング)モール」

small(スモール)「小さい」

stall(ストール)「失速する」

install(インストール)「インストール」

 

also(オールソウ)「~もまた」→×「オルソー」

almost(オールモウスト)「ほとんどの」→×「オールモスト」

alternative(オールターナティヴ)「代わりの」→×「オルタナティブ」

although(オー[ル]ゾウ)「しかしながら」

always(オー[ル]ウェイズ)「いつも」

already(オー[ル]レディ)「すでに」

 

salt(ソールト)「塩」→×「ソルト」

halt(ホールト)「停止」

malt(モールト)「麦芽」→×「モルト」

falter(フォールタァ) 「つまづく」

Yalta(ヨールタ)→×「ヤルタ」 *「ヤルタ会談」の

Baltic(ボールティック)「バルト海の」→×「バルチック」

 

 

 

次のような単語の“l”は発音しません。

 

walk(ウォーク)「歩く」

talk(トーク)「話す」

calk(コーク)「滑り止めの釘」

chalk(チョーク)「チョーク」

balk(ボーク)「(野球の)ボーク」

 

 

次の単語は、発音が[ɔː](オー)または[ɑː](アー)となります。

 

calm(コーム)「穏やかな」 *(カーム)も

balm(ボーム)「芳香」 *(バーム)も

palm(ポーム)「ヤシの葉」 *(パーム)も

almond(オーマンド)→×「アーモンド」 *(アーマンド)も

 

 

以下の単語は、[ɑː]/[æː](アー)になります。

 

half(ハーフ)「半分」

calf(カーフ)「子牛」

salmon(サーモン)「鮭」

 

 

その他、語頭の“al”の発音は、基本的には[æl](アル)または、[əl](アル)になります。

 

[æl](アル):

alps(アルプス)「アルプス山脈」

album(アルバム)「アルバム」

alcohol(アルカホール)→×「アルコール」

alphabet(アルファベト)「アルファベット」

algorithm(アルガリズム)「アルゴリズム」

alkali(アルカリ)「アルカリ」

Algeria(アルジアリア)「アルジェリア」

allegory(アレゴーリィ)「寓話」

allergy(アレァジィ)→×「アレルギー」

 

[əl](アル):

alliance(アライアンス)「同盟」

allegro(アレグロウ)→×「アレグロ」〈音楽用語〉

 

 

「ついで」の話ですが、“alien”(エイリアン)「外から来た人」は、「al+子音」の構成の単語ではありませんが、“al”の発音の例外ですので、覚えておきましょう。

 

 

それから、語末が「~al」の形容詞に「ly」をつけて副詞にすると「al+子音」の構成になりますが、この場合の発音は、[əl](アル)になります。

 

 

actually、basically、cynically、especially、finally、generally、gradually、individually、internationally、locally、logically、musically、nationally、naturally、normally、officially、originally、regionally、specially、severally、technically、traditionally、universally、usually…など。

 

“really”は、「リアリィ」という人もいますが、多くの人は「リーリィ」といいます。

 

 

 (ivy 松村)

 

 

英語の発音「オウ」と「オー」④

英単語の語末が「子音+e」で終わる場合、子音の直前の母音を二重母音にして発音します。

 

したがって、「o+子音+e」のつづりは、基本的に[ou](オウ)の発音になります。

 

しかし、多くの「例外」があるので、注意が必要です。

 

 

 

hole(ホウル)「穴」→×「ホール」

whole(ホウル)「全体の」

role(ロウル)「役割」→×「ロール」

sole(ソウル)「靴の裏」→×「ソール」

pole(ポウル)「さお」→×「ポール」

stole(ストウル) *“steal”の過去形

 

clothe(クロウズ)「着せる」

 

close(クロウス)「近い」

close(クロウズ)「閉じる」

rose(ロウズ)「薔薇」*“rise”の過去形、「バラ」

nose(ノウズ)「鼻」

those(ゾウズ)「あれらの」

chose(チョウズ) *“choose”の過去形

pose(ポウズ)→×「ポーズ」

arose(アロウズ) *“arise”の過去形

suppose(サポウズ)「~だと思う」

propose(プラポウズ)「結婚を申し込む」→×「プロポーズ」

 

froze(フロウズ) *“freeze”の過去形

 

bone(ボウン)「骨」→「ボーン」

tone(トオウン)「音色」→×「トーン」

cone(コウン)「円錐」→×「コーン」

zone(ゾウン)「地帯」→×「ゾーン」

phone(フォウン)「電話」→×「フォーン」

throne(スロウン)「王座」

stone(ストウン)「石」→×「ストーン」

postpone(ポウストポウン)「延期する」

 

lone(ロウン)「一人の」clone(クロウン)→×「クローン」

alone(アロウン)「独りで」→×「アローン」

lonely(ロウンリィ)「孤独な」→×「ロンリー」

 

vote(ヴォウト)「投票する」

wrote(ロウト) *“write”の過去形

remote(リモウト)「遠隔の」→×「リモート」

note(ノウト)「覚え書き」→×「ノート」

notebook(ノウトブク)→×「ノートブック」

 

coke(コウク)「コカ・コーラ」→×「コーク」

woke(ウォウク) *“wake”の過去形

joke(ジョウク)「冗談」→×「ジョーク」

smoke(スモウク)「煙」→×「スモーク」

spoke(スポウク) *“speak”の過去形

stroke(ストロウク)「ひとかき」→×「ストローク」

 

code(コウド)「記号」→×「コード」

rode(ロウド)“ride”の過去形

mode(モウド)「様式」→×「モード」

explode(イクスプロウド)「爆発する」

 

home(ホウム)「自宅」→×「ホーム」

dome(ドウム)「丸い天井」→×「ドーム」

Rome(ロウム)→×「ローマ」

rhizome(リゾウム)「地下茎」→×「リゾーム」

syndrome(シンドロウム)症候群」→×「シンドローム」

 

rope(ロウプ)「なわ」→×「ロープ」

hope(ホウプ)「望み」→×「ホープ」

scope(スコウプ)「視野」→×「スコープ」

slope(ソロウプ)「傾斜」→×「スロープ」

globe(グロウヴ)「地球」→×「グローブ」

envelope(エンヴァロウプ)「封筒」

 

cove(コウヴ)「入り江」

wove(ウォウヴ) *“weave”の過去形 *→“weaved”

dove (ドウヴ) *“dive”の過去形 *→“dived”

drove(ドロウヴ) *“drive”の過去形

stove(ストウヴ)「レンジ、暖炉」→×「ストーブ」

mangrove(マングロウヴ)→×「マングローブ」

 

 

 

 

[ɔː]/[ɔːr](オー)の発音になる単語:

 

gone(ゴーン) *“go”の過去分詞形

 

ore(オーァ)「鉱石」

more(モーァ) *“many”の比較級

core(コーァ)「中心」

tore(トーァ) *“tear”の過去形

sore(ソーァ)「痛い」

shore(ショーァ)「岸」

bore (ボーァ) 「退屈させる」*“bear”の過去形

wore(ウォーァ) *“wear”の過去形

score(スコーァ)「得点」

store(ストーァ)「店」

before(ビフォーァ)「~の前に」

 

 

 

[uː](ウー)の発音:

 

lose(ルーズ)「失う」

whose(フーズ)「誰の」

 

move(ムーヴ)「動かす」

remove(リムーヴ)「取り除く」

prove(プルーヴ)「証明する」

approve(アプルーヴ)「良いと認める」

reprove(リプルーヴ)「叱る」

improve(インプルーヴ)「改善する」

 

 

 

[ʌ](ア)の発音:

 

one(ワン)「一」

none(ナン)「どれも~ない」

done(ダン) *“do”の過去分詞形

come(カム)「来る」

some(サム)「いくらかの」

dove(ダヴ)「鳩」

love(ラヴ)「愛」

above(アバヴ)「~より上に」

glove(グラヴ)「手袋」

shove(シャヴ)「押しのける」

 

 

 

その他、[ə](ア)=「弱い発音のア」になるものもあります。

 

awesome(オーサム)[ɔːsəm]「すさまじい」

handsome(ハンサム)「凛々しい」

lonesome(ロウンサム)「寂しい」

 

purpose(パーパス)[pəːrpəs]「目的」

 

 

 

(ivy 松村)

 

 

英語の発音「オウ」と「オー」③

[ou](オウ)という二重母音の発音が現れるつづりに“ow”があります。

 

 

ただし、“ow”のつづりには、[ou](オウ)以外に[au](アウ)などの発音もあるので、単語を覚えるときに、必ず確認しながら覚えるようにしましょう。

 

 

 

“ow”を[ou](オウ)と読む単語:

 

low(ロウ)「低い」→×「ロー」

row(ロウ)「列」

bow(ボウ)「弓」

tow(トウ)「牽引する」

sow(ソウ)「種をまく」

show(ショウ)「見せる」→×「ショー」

know(ノウ)「知っている」

snow(スノウ)「雪」→×「スノー」

stow(ストウ)「しまい込む」

throw(スロウ)「投げる」→×「スロー」

crow(クロウ)「からす」

grow(グロウ)「成長する」

escrow(エスクロウ)「第三者預託」→×「エスクロー」

arrow(アロウ)「矢」→×「アロー」

borrow(ボロウ)「借りる」

sorrow(ソロウ)「悲しみ」

narrow(ナロウ)「狭い」

sparrow(スパロウ)「雀」

tomorrow(トゥモロウ)「明日」→×「トゥモロー」

flow(フロウ)「流れる」→×「フロー」

blow(ブロウ)「吹く」→×「ブロー」

glow(グロウ)「輝く」

below(ビロウ)「~の下へ」

bungalow(バンガロウ)「小さな家」→×「バンガロー」

hollow(ホーロウ)「空洞」

fellow(フェロウ)「仲間」→×「フェロー」

follow(フォロウ)「ついていく」

pillow(ピロウ)「枕」→×「ピロー」

yellow(イェロウ)「黄色の」→×「イエロー」

shallow(シャロウ)「浅い」

bellow(ベロウ)「うめく」

mellow(メロウ)「芳醇な」

swallow(スワロウ)「燕」→×「スワロー」

shadow(シャドウ)「影」→×「シャドー」

window(ウィンドウ)「窓」→

elbow(エルボウ)「肘」→×「エルボー」

rainbow(レインボウ)「虹」→×「レインボー」

bestow(ビストウ) 「授ける」

Glasgow(グラスゴウ)→×「グラスゴー」〈スコットランドの都市〉

known(ノウン)*“know”の過去分詞形

flown(フロウン)*“fly”の過去分詞形

grown(グロウン)*“grow”の過去分詞形

thrown(スロウン*“throw”の過去分詞形

own(オウン)「自分自身の」

owner(オウナァ)「所有者」→×「オーナー」

bowl(ボウル)「お椀」→×「ボール」

 

 

 

“ou”を[au](アウ)と読む単語:

 

now(ナウ)「現在」

how(ハウ)「どのように」

cow(カウ)「雌牛」

wow(ワウ)「うわあ」

vow(ヴァウ)「誓い」

yow(ヤウ)「うわー」

pow(パウ)〈衝突音〉

allow(アラウ)「許す」

prow(プラウ)「船首」

plow(プラウ)「耕す」

scow(スカウ)「大型の平底船」

endow(エンダウ)「贈る」

town(タウン)「町」

down(ダウン)「下の方に」

gown(ガウン)「ガウン」

crown(クラウン)「王冠」

brown(ブラウン)「茶色の」

clown(クラウン)「道化師(ピエロ)」

drown(ドラウン)「溺れさせる」

renown(レナウン)「名声」

frown(フラウン)「眉をひそめる」

vowel(ヴァウァル)「母音」

howl(ハウル)「吠える」

fowl(ファウル)「家禽」

owl(アウル)「ふくろう」

bowel(バウル)「腸」

towel(タウル)→×「タオル」

tower(タウァ)「塔」→×「タワー」

power(パウァ)「力」→×「パワー」

shower(シャウァ)→×「シャワー」

flower(フラウァ)「花」→×「フラワー」

crowd(クラウド)「人ごみ」

rowdy(ラウディ)「乱暴な」

drowsy(ドラウジィ)「眠い」

chow(チャウ)「食料」

chowder(チャウダー)→「(クラム)チャウダー」

eyebrow (アイブラウ)「眉毛」→×「アイブロー」

 

 

 

以下のような例外もあります。

 

[ɔː](オー)

 

toward(トード)[tɔːd]または(トウォード)[twɔːd]「~の方へ」

 

knowledge(ノーリジ)[nɔːlidʒ]または[nɑːlidʒ](ナーリジ)「知識」

 

 

 

さらに、“aw”のつづりを含む単語を確認しましょう。

 

“aw”は、基本的に[ɔː](オー)の発音になります。

 

 

saw(ソー) *“see”の過去形・過去分詞形

law(ロー)「法律」

raw(ロー)「生の」

jaw(ジョー)「あご」

paw(ポー)「動物の手足」

gnaw(ノー)「かじる」

maw(モー)「(動物の)胃」

thaw(ソー)「解ける」

draw(ドロー)「引く」

claw(クロー)「鳥獣の爪」

flaw(フロー)「欠点」

hawk(ホーク)「鷹」

gawk(ゴーク)「気の利かない人」

dawn(ドーン)「夜明け」

fawn(フォーン)「小鹿」

lawn(ローン)「芝生」

pawn(ポーン)「(チェスの)ポーン」「(質の)質草」

yawn(ヨーン)「あくび」

shawl(ショール)「ショール」

trawl(トロール)「探す」「トロール漁」

crawl(クロール)「這う」

scrawl(スクロール)「なぐり書きする」

sprawl(スプロール)「手足を伸ばして寝そべる」

straw(ストロー)「わら」

strawberry(ストローベリィ)「苺」

awful(オーフル)「ひどい」

awesome(オーサム)「すさまじい」

awkward(オークワァド)「ぎこちない」

 

 

以下のような例外もあります。

 

award(アウォード)[əwɔːrd]「賞」→×「アワード」

 

同様に、“away”(アウェイ)や“awake”(アウェイク)のような、接頭辞の「a」は[ə](ア)になります。

 

 

(ivy 松村)

 

英語の発音「オウ」と「オー」②

二重母音の[ou](オウ)について見ていきましょう。

最初に、単語のつづりに“ou” (“ough”)が含まれている単語についてです。

 

 

“ou”は、基本的に[ou](オウ)とは読みません。注意しましょう。

 

“ou”のつづりを[ou](オウ)と読むのは、以下のような「例外」のみです。

 

 

soul(ソウル)「魂」

shoulder(ショウルダー)「肩」→×「ショルダー」

poultry(ポウルトリィ)「家禽」

dough(ドウ)「パンの生地」

doughnut(ドウナト)→×「ドーナッツ」

though(ゾウ)「にもかかわらず」

although(オルゾウ)「にもかかわらず」

 

 

 

それに対し、以下の語は、長母音[ɔː](オー)の発音になります。

しっかり区別して覚えましょう。

 

four(フォー)「四」

course(コース)「進路」

court(コート)「法廷」

source(ソース)「源泉」

 

cough(コーフ/コフ)「咳」

ought(オート)「~すべきである」

thought(ソート) *“think”の過去形・過去分詞形

bought(ボート) *“buy”の過去形・過去分詞形

brought(ブロート) *“bring”の過去形・過去分詞形

sought(ソート) *“seek”「探す」の過去形

fought (フォート) *“fight”「戦う」の過去形・過去分詞形

 

 

 

以下の語は、“ou”を[ʌ](ア)と読みます。

 

touch(タチ)「触れる)

double(ダブル)「二倍の」

cousin(カズン)「いとこ」

young(ヤング)「若い」

couple(カプル)「二つ」

southern(サザン)「南の」

country(カントリ)「国」

trouble(トラブル)「面倒なこと」

 

tough(タフ)「しぶとい」

rough(ラフ)「粗い」

enough(イナフ)「十分な」

 

 

以下の語は、“ou”を[uː](ウー)と読みます。

 

you(ユー)「あなた(たち)」

youth(ユース)「若い人」

rouge(ルージュ)「口紅」

route(ルート)「道筋」

soup (スープ)「スープ」

souvenir(スーヴェニァ)「お土産」

wound(ウーンド)「負傷する」

wounded(ウーンディド)「負傷した」

group (グループ)「集団」

acoustic(アクースティク)「音響の」

Vancouver(ヴァンクーヴァ)「バンクーバー」

 

through(スルー)「~を通って」

 

一般的な音楽用語としての「アコースティク」は、電気によって音を増幅したり加工したりせずに、直接音を出す楽器で演奏することや、そのような演奏に用いる楽器を意味します。

しかし、英語の“acoustic”の発音は、[əkuːstik](アクースティク)ですので、気をつけましょう。

 

 

 

以下の語は、“ou”を[au](アウ)と読みます。

 

ounce(アウンス) →×「オンス」*重さの単位

our(アウァ)「私たちの」

hour(アウァ)「一時間」

out(アウト)「外に」

doubt(ダウト)「疑う」

shout(シャウト)「叫ぶ」

trout(トラウト)「鱒」

about(アバウト)「~について」

sprout(スプラウト)「芽」

loud(ラウド)「うるさい」

cloud(クラウド)「雲」

proud(プラウド)「誇りを持つ」

found(ファウンド) *“find”の過去形・過去分詞形

sound(サウンド)「音」

bound(バウンド) *“bind”の過去形・過去分詞形

pound(パウンド) *→×「ポンド」*重さ、通貨の単位

wound(ワウンド) *windの過去形・過去分詞形

around(アラウンド)「~の周りに」

ground(グラウンド) 「地面」

count(カウント)「数える」

amount(アマウント)「量」

house(ハウス)「家」

mouse(マウス)「はつかねずみ」

mouth(マウス)「口」

south(サウス)「南」

foul(ファウル)「反則」

vouch(ヴァウチ)「保証する」

pouch(パウチ)「小袋」→×「ポーチ」

noun(ナウン)「名詞」

trousers(トラウザァズ)「ズボン」

mountain(マウンテン)「山」

thousand(サウザンド)「千」

 

drought(ドラウト)「干ばつ」

 

 

以下の語は、“ou”を[u](ウ)と読みます。

 

should(シュド)

could(クド)

would(ウド)

 

 

 

また、以下のような発音もあります。

 

[əːr](アー):

journey(ジャーニィ)「旅行」

journalist(ジャーナリスト)「報道記者」

encourage(インカーリジ)「励ます」

 

 

[uə](ウァ):

tour(トゥァ)「旅行」

 

 

 

形容詞の語末につく“ous”は[əs](アス)の発音になります。

 

jealous(ジェラス)「嫉妬深い」

famous(フェイマス)「有名な」

serious(シリァス)「真剣な」

various(ヴェリアス)「様々な」

delicious(デリシャス)「おいしい」

dangerous(デインジャラス)「危険な」

nervous(ナーヴァス)「不安な」

gorgeous(ゴージャス)「豪華な」

conscious(カンシャス)「意識している」

curious(キュリアス)「好奇心が強い」

marvelous(マーヴェラス)「すばらしい」

glorious(グローリアス)「栄誉に満ちた」

humorous(ユーマラス)「ユーモアのある」

ridiculous(リディキュラス)「ばかげた」

mysterious(ミスティァリアス)「謎につつまれた」

ambitious(アンビシャス)「野心を持った」

 

 

 

ついでに、“au”のつづりを含む単語を確認しましょう。

 

“au”は、基本的に[ɔː](オー)の発音になります。

 

 

auto(オートウ)

audio(オーディオウ)

audience(オーディエンス)「視聴者」

August(オーガスト)「八月」

Australia(オーストレイリア)→「オーストラリア」

author(オーサァ)「著者」

autumn(オータム)「秋」

autograph(オータグラフ)「(有名人の)サイン」

 

fault(フォールト)「誤り」

cause(コーズ)「原因」

because(ビコーズ)「なぜなら」

pause(ポーズ)「休止する」

clause(クローズ)「(文法における)節」

caution(コーション)「警告」

sauce(ソース)「液状の調味料」

saucer(ソーサァ)「受け皿」

sausage(ソーシジ)「挽肉の腸詰め」

Paul(ポール)「ポール:人名」

bauxite(ボーキサイト)「ボーキサイト」

haunted(ホーンティド)「お化けのよく出る」

laundry(ローンドリ)「洗濯物」→×「ランドリー」

cauliflower(コーリフラウワァ)→×「カリフラワー」

astronaut(アストラノート)「宇宙飛行士」

 

daughter(ドータァ)「娘」

caught(コート) *“catch”の過去形・過去分詞形

taught(トート) *“teach”の過去形・過去分詞形

 

しかし、やはり、いくつかの例外があります。

 

[æ][ɑː](ア):

aunt(アント)おば」

laugh(ラフ)「笑う」

draught(ドラフト) *→“draft”「下絵を描く」

 

 

[ə](ア):

aurora(アローラ)→×「オーロラ」 *一応「オーロラ」も

 

 

[ei](エイ)

gauge(ゲイジ)→×「ゲージ」

 

 

[au](アウ)

Palau(パラウ)→×「パラオ」

 

 

 

 (ivy 松村)

英語の発音「オウ」と「オー」①

夏期講習前に、英語の発音について書いた記事を、手直ししようと思ったまま放置していました。

せっかくなので、載せますね。

 

 

 

英語の「発音問題」で、特に気を付けたいのが、[ou](オウ)と[ɔː](オー)の識別です。

 

・「オウ」→[ou]…二重母音

・「オー」→[ɔː]…長母音

 

 

日本人は、この2種類の発音を曖昧に認識しています。

たとえば、「王様」(オウサマ)に声をかけるときに、多くの人は「オーサマ」と言います。

 

日本語の発音体系は、両者に差異を見出しません。

そのために、英語の[ou](オウ)と[ɔː](オー)は混合されて日本語に取り入れられました。

 

以下の英単語の発音を思い起こしてみましょう。

 

“go”「行く」

“open”「開ける」

“over”「~の上に」

“home”「家庭」

 

 

 

確認してみましょう。

 

“go”の発音は、[gou](ゴウ)です。「ゴー」ではありません。

“open”発音は、[oupən](オウペン)です。「オープン」ではありません。

“over”の発音は、[ouvər](オウヴァ)です。「オーバー」ではありません。

“home”の発音は、[houm](ホウム)です。「ホーム」ではありません。

 

 

 

英語は、[ou](オウ)と[ɔː](オー)を明確に区別します。

以下の例を見てみましょう。

 

 

二重母音 長母音
[ou](オウ) [ɔː](オー)
ow オウ aw オー
so ソウ saw ソー
low ロウ law ロー
loan ロウン lawn ローン
flow フロウ flaw フロー
hole ホウル hall ホール
bowl ボウル ball ボール
coal コウル call コール
cold コウルド called コールド
coat コウト court コート
boat ボウト bought ボート
stole ストウル stall ストール
woke ウォウク walk ウォーク

 

 

 

これらの語は、それぞれ違う発音なので、注意しなければなりません。

 

 

それから、私たちは、二重母音の[ou](オウ)と短母音の[o](オ)を混同していることがあります。

 

以下の英単語の発音を思い起こしてみましょう。

 

“only”「唯一の」

“sofa”「長いす」

“hotel”「宿泊所」

“hello”「やあ」

 

 

確認してみましょう。

 

“only”の発音は、[ounli](オウンリ)です。「オンリー」ではありません。

“sofa”の発音は、[soufa](ソウファ)です。「ソファー」ではありません。

“hotel”の発音は、[houtel](ホウテル)です。「ホテル」ではありません。

“hello”の発音は、[helou](ヘロウ)です。「ハロー」ではありません。

 

 

 

私たちは、特に、[ou](オウ)の発音に気を配らなければならないということがわかります。

 

(ivy 松村)

 

 

 

関係代名詞の授業

新学期が始まり、9月になりました。

 

台風が近づいています。気象情報に注意ください。

危ないときには、無理をせずに通塾を控えるようにお願いします。

 

 

 

夏休みに漢字検定を受検した生徒のみなさん:

 

9月13日以降に結果をお伝えできる予定ですので、しばらくお待ちください。

問題と解答を受け取っていない人は、今度お渡しします。

 

 

 

今日は、中3特訓コースの英語の授業で「間接疑問文」をあつかいました。

次回の授業で、中学で学ぶ英語の単元を一通り終えることになります。

まあ、いろいろ「穴」もあるでしょうから、また、復習が必要ですが、学校の英語の授業は、ずいぶん楽になると思います。

 

選抜コースは夏期講習前にすでに単元学習を終えているので、中3受験生は、みな、これから過去問演習にシフトしていきます。

 

 

選抜の夏期講習は、私立向けの文法問題をあつかいました。

 

特訓コースは、1年生2年生の復習と中3の未習単元の両方を進めていきました。

今年は、1日2コマの授業時間が取れたので、多くの演習をこなすことができました。

 

特に、「関係代名詞」を夏休み中にまとめて学習できたのは、とても大きな成果でした。

 

 

その「関係代名詞」で、ちょっとした「気づき」があったので、書いてみようと思います。

 

今回、ある教材からヒントを得て、これまでとは違うアプローチで授業をしてみたのです。

 

 

 

今回試みたのは、関係代名詞を「名詞修飾」の一形態として捉えるという方法でした。

 

つまり、関係代名詞は「文」をつなぐものであるという説明をやめてみたのです。

 

 

まず、「プロローグ」で、「名詞修飾」について「おさらい」をします。

 

英語の「後置修飾パターン」の確認です。

 

①前置詞句

a car [in the garage] ([車庫の]

 

②不定詞(形容詞的用法)

a car [to go shopping] ([買い物に行く]

 

③分詞

・a car [running over there] ([向こうを走っている]

 

 

 

いずれの例も、「a car」という名詞が、後ろに置かれた句によって修飾されています。

 

私の授業では、修飾される名詞のことを「ヘッド」と呼びますが、「ヘッド」の後ろに「修飾要素」が置かれるということを覚えておいてください。

 

 

 

さて、では、「私が買った車」という表現をしたいときにはどうすればいいでしょうか。

以下のようになりますね。

 

a car [I bought] ([私が買った]

 

「ヘッド」の後ろに「修飾要素」を置けばいいわけです。

 

 

 

文を作ってみましょう。

 

This is a car. (これは車です。)

 

→This is a car [I bought] . (これは[私が買った]です。)

 

 

 

「ヘッド」と「修飾要素」の間に“that”を置くこともできます。

 

a car that [I bought] ([私が買った]

 

 

 

“that”を置いたほうが、「修飾関係」がよりわかりやすくなりますね。

 

・This is a car that [I bought] . (これは[私が買った]です。)

 

 

 

では、「速く走る車」と表現したいときには、どうすればいいでしょうか。

 

「a car runs fast」と表すことはできません。これでは「ある車は速く走る」という意味の「文」になってしまいます。

 

 

以下のような操作をして、「速く走る車」という表現をつくることができます。

 

a car that [runs fast] ([速く走る]

 

“that”をはさむことで、「名詞修飾」のフレーズをつくることができるのです。

 

まず「文」を作って、その文中の主語の後ろに「that」をおけば、主語を「ヘッド」とする「名詞修飾」のフレーズに変換できるわけです。

 

 

この場合、“that”を「省略」することはできません。

“that”が無くなってしまえば、ただの「文」にもどってしまうからです。

 

・I have a car that [runs fast]. (私は[速く走る]を持っている。)

 

 

…このような流れで関係代名詞の授業をしてみました。

 

 

 

従来の一般的な説明では、関係代名詞は、2つの文をつなぐものであると説明されます。

 

たとえば:

 

I have a car. + It runs fast.

 

2つの文を連結させると:

 

I have a car which runs fast.

 

 

関係代名詞の「which」は、文をつなぐ接続詞と、代名詞「it」を兼ね合わせた働きをしているということができる、と。で、これは主格の関係代名詞というやつで、モノやものごと、動物が「先行詞」のときは「which」を使い、人が「先行詞」のときは「who」を使って、さらに、「which」や「who」は「that」に置き換えることもできて……と「解説」が続いていくわけですね。

 

 

やはり、英語の苦手な生徒にとっては、「ややこしい」わけです。

 

 

 

今回の授業の「ポイント」は、

 

①「修飾関係」を軸に説明することで、英語の基本語順の理解が深まる

②実は理解しやすい「目的格」の「接触節」から説明する

 

というところですね。

 

 

 

集中的に学習ができる夏期講習で、時間を取って関係代名詞に取り組めたのはよかったと思います。かなり理解が進んだと思います。

 

定期テストの範囲に入ってくるのが2学期の期末あたりになるはずなので、また、それにあわせて復習しましょう。

 

 

 (ivy 松村)

日比谷高校の英語の「発音問題」

日比谷高校は、英語で、他の都立高校にはない出題があります。

 

それは、「発音問題」です。

 

 

今年の日比谷高校の英語の入試問題の、大問3の〔問8〕を見てみましょう。

 

 

次の五つの単語のうちで,下線の引かれている部分の発音が他の四つと異なるものを,次のア~オから一つ選びなさい。(下線を表示できないので、太字で表します。)

 

ア know   イ only   ウ both   エ most   オ from

 

 

それぞれの発音を確認してみましょう。

 

ア「ノウ」 [nou

イ「オウンリ」 [ounli]

ウ「ボウス」 [bouθ]

エ「フロム」 [frəm]

 

 

正答は、「エ」です。

 

「from」の発音は[frəm]、あるいは[frʌm]、[frɑːm]、[frɔːm]などと発音されますが、いずれにしても[ou]ではありません。したがって、他とは発音の異なるのは「エ」ということになります。

 

 

 

昨年の入試問題でも、日比谷高校は「発音問題」を出しています。

昨年の29年度は、いわゆる「グループ作成」による入試選抜が行われました。

この年、日比谷高校は、大問3の差し替えを行い、あえて「発音問題」を出題したわけです。

 

去年の「説明会」で、前年の「発音問題」に関して熱のある言及があったということだったので、おそらく今年も出すのだろうと考えていましたが、やはり出題されました。

(来年は、どうなのでしょうか。)

 

 

 

それにしても、都立高校で「発音問題」を出しているのは、日比谷高校だけです。

 

以前は、都立高校でも「発音問題」が出題されていましたが、平成9年度に「リスニング問題」が導入されたために、都立高校入試から「発音問題」は姿を消しました。

 

 

高校受験では、一般的に、「発音問題」は「聞く力」を測る「代替措置」であると考えられています。

ですから、私立高校入試でも、「発音問題」を多く出すのは、「リスニング試験」を実施しない高校であることが多いわけです。

 

もう少しいえば、多くの英語教師は、「発音問題」よりも「リスニング問題」のほうが望ましいと考えています。「生きた英語」をあつかう能力のほうが、より重要であるというわけです。

さらに、「発音問題」の対策は、最終的に「暗記作業」に行き着いてしまう、ということも「発音問題」が不人気な理由のひとつであるといえるでしょう。

 

それで、「リスニング問題」が一般化するにつれて、「発音問題」は下火になっていったわけです。

 

大学受験でも、今後センター試験がなくなれば、「発音問題」は廃れていくのかもしれません。

 

 

 

さて、そういうわけで、日比谷高校が「発音問題」を出題しているというのは、ちょっと珍しいわけです。

 

しかし、もちろん、きまぐれや酔狂で「発音問題」を出しているわけではありません。

 

日比谷高校が「発音問題」を「復活」させた理由は、「話す力」を測るためであると考えられます。

 

これには、「正確に」英語を話す能力を培ってほしい、という受験生に向けたメッセージがこめられています。

 

「発音問題」をとおして、日比谷高校は、すでに英語の「四技能」を視野に入れた入試選抜を行っているということができると思います。

 

つまり、「発音問題」に、「新しい意味」が与えられているわけです。

 

 

これは、都立高校入試に「スピーキングテスト」が導入されるまでの過渡的なものなのかもしれませんが、ちょっと興味深く思います。

 

 

 

ちなみに、平成6年の都立高校の英語の入試問題(共通)の大問4の〔問8〕は、以下のような設問でした。

 

次の語のうちに、下線の部分の発音がsawの下線の部分の発音と同じものが一つある。それはどれか。(下線を表示できないので、太字で表します。)

 

ア look   イ father   ウ so   エ call

 

 

 

また、平成4年の都立高校の英語の入試問題(共通)の大問4の〔問8〕は、以下のような設問でした。

 

次の語のうちに、下線の部分の発音がhomeの下線の部分の発音と同じものが一つある。それはどれか。(下線を表示できないので、太字で表します。)

 

ア among   イ love   ウ stop   エ told

 

 

 

 

わかった人には、「飴」を差し上げましょう。

松村まで、どうぞ。

 

 

 

(ivy 松村)