過去問の「リスニング」

今日授業後に卒業生が進路の報告に来てくれました。

 

高1、高2のころ、推薦で大学進学を考えているということで、定期試験に向けて、校舎に来て勉強していました。高3になって、どうしているかな、と思っていたのですが、部活動のために、数か月「合宿」のような状況の中、勉強していたそうです。

がんばりましたね。

 

おめでとうございます。

また、そのうち顔を出してください。

 

 

 

さて、先日の「入試特訓」についてもう少し。

 

 

日曜日の「入試特訓」では、「共通問題クラス」は25年度の入試問題、「自校作成コース」は25年度の西高の独自問題でした。

 

 

25年度は、「記述問題」の全盛期で、英国社などの文系科目の「記述」や「作文」で、得点を取り切れなかった生徒がいました。

 

 

また、英語では、いつもとは違う「リスニング音源」を使ったことで、点数を取り切れなかった生徒がいたのかもしれません。

 

 

都立高校の「過去問」を販売している出版社は意外と多くあります。

それで、個人的にいろいろな出版社の過去問を集めているのですが、今回は、ちょっとマイナーな出版社が刊行している「過去問」の音源を使用してみたのです。

 

 

実は、都立高校入試で実際に使われているリスニングの音声は、過去問に付属している「リスニング音源」とは異なっています。

過去問に付属している「リスニング音源」は、公開されている「原稿」をもとに、各出版社が「再現」して録音したものなのです。

 

ですから、出版社ごとに「リスニング音源」の「声」が違うのです。

 

 

普段の過去問演習は、「東京学参」や「声の教育社」の音源を使うことが多いのですが、いつもとは違う「声」も経験してもらうことにしたのです。

 

 

少し聞き取りづらい声だったかもしれません。

 

そのせいなのかどうか、わかりませんが、〔問題B〕の「Q2」は全員間違えていました。

 

しかし、まあ、この設問の正答率は7.9パーセントですから、もともと「難しい問題」ですが。

 

 

ある生徒は、「she saw old Tokyo.」というフレーズの「old」がうまく聞き取れずに、「all」にしてしまいました。

 

この問題が出題された「当該の入試」でも、「同じような間違い」が多かったということなので、「実際の入試問題」でも、やはり「old」が聴き取りづらかったのかもしれません。

 

 

別の「リスニング音源」であれば、聞き取れていたのかもしれません。

 

 

 

かなり「マニアック」というか、「ディープ」な話になってしまいますが、「リスニング音源」のなかでは、私は、「東京学参」がいちばんフェイバリットです。

 

 

「声の教育社」の「音源」は、男性の声が、かなりシブいというか、シブすぎるというか、けっこう年配の方の声で、「若い男の子の声」としてはちょっと違和感があります。

 

 

「東京学参」の男性の声は、若々しくて、さわやかです。

 

それから、「東京学参」の女性の声は、はっきりしていて非常に聞き取りやすい美しい声です。多分、「役者」の方なのではないかと勝手に想像するのですが、彼女は、一人で、さまざまな年齢や性別の「声」を使い分けていて、いつも聞き入ってしまいます。

 

 

とはいうものの、まったく皮肉なことに、「受験勉強」としては、「聞きやすい声」というのは、難点でもあります。

実際の入試問題で使用される声が、相対的に「聴き取りにくい声」であるかもしれないからです。

 

特定の「聞きやすい声」に慣れてしまうと、入試本番で、うまく放送を聞き取れなくなってしまうかもしれません。

 

 

 

もしかすると、今回の演習で、「いつもの声」を使用していたとしたら、「Q2」を正解できたかもしれません。

しかし、どのようなタイプの音でも、じっくりと聞きとる練習をしておくことも大切です。

 

 

しっかりと準備を進めていきましょう。

 

 

 (ivy 松村)

 

Kakomon Go

「都立ターン」に入って、最後の入試に挑む受験生は、都立の過去問中心の勉強です。

 

 

過去問は、社会は古い年度から、最近年度に向かって進めています。

夏休みの終わりから、もう、20回分以上の演習を行っています。

 

あと、2年分残っているので、それをやって「仕上げ」です。

もう少し「量」が必要な人は、都立対策用の演習教材をお渡しします。

 

 

共通問題に挑む受験生は、最近年の2年の問題形式を念頭に準備する必要があります。

 

一方、自校作成に挑む受験生は、古い年度の問題をたくさん解く必要があります。

英数国は、過去問集をやり終えた人から、古い年度にさかのぼって演習を行います。

 

 

西高は、英語の問題を以前の形式に戻すと、受験生に向けて説明しています。

 

したがって、形式も難度もまったく異なる近年の「グループ作成」の問題を、間際になって解くことの意味は薄くなりました。

 

他の自校作成校も、問題形式や内容に手を加えてくる可能性が高いと思います。

 

通常は、いちばん最近の入試問題を入試の直前に解くというやり方が合理的なのですが、本年度の自校作成校を受ける受験生には、効果的ではないかもしれません。

 

 

ちなみに、秋に実施された、「ある西高模試」は、本年度実施される西高の問題形式と同一ではありませんでした。

まあ、いろいろと「事情」があるのだとは思いますが、受験生はその模試を受けたことに満足しないでしょうし、その結果の「判定」にも納得できないでしょう。

 

 

 

ついでに述べますが、会場模試の採点は、けっこういいかげんなところがあります。

 

採点が厳しかったり、ゆるかったりします。

 

たとえば、ある生徒は、国語の「作文」で、十分に点数を確保できるはずの答案が「0点」になっていたことがありました。

詳しくは書きませんが、都立入試ではありえない採点でした。

 

また、英作文で、「because」や「so」などの接続詞の使い方を間違えていたり、不定冠詞の「an」にすべきところを「a」としていたり、大文字にし忘れていたり、かなり基本的な間違いに、まったく減点されていない採点を見かけることがあります。

 

ここ数年、会場模試の受験者が大きく増えているので、採点も大変なのだろうとは思いますが、ちょっと杜撰な印象を持つことが、しばしあります。

 

 

さらにいえば、問題の「作り込み」が雑な回があります。

 

1月の最後の模試で出題された国語の漢字の問題は、都立では出題される可能性がかなり低いものでした。

 

社会でも、「そのタイプ」の筆記や記述の問題は、今の傾向にあっていないのでは?と思わされる出題があったりします。

 

 

とはいうものの、会場模試を受けることには非常に大きな意味があります。

生徒たちにはできる限り会場模試を受けるようにいってきました。

 

 

 

会場模試の成績は、受験校を考えるうえで、かなり重要な「判断材料」です。しかし、会場模試の「合格可能性」をまるっきり鵜呑みにするべきではありません。

 

より大事なのは、「過去問の点数」です。

「会場模試の点数」と「過去問の点数」。より信頼できるのは「過去問の点数」です。

 

 

 

共通問題の国語は、「小学校で習う漢字」が中心に出題されます。

それは、授業でも伝えましたし、実際に数回過去問を解けば、すぐにわかることです。

 

もう「この時期」ですから、毎回の授業でカリカリとやり続けてきた漢字や単語などの「小テスト」をやっていませんが、今日、ちょっとした「隙間の時間」に、ずっと使ってきた漢字教材で、小学生の漢字の「チェック」をしていた受験生がいました。

 

きちんと「理解している受験生」の行動です。

 

「そういうこと」ですよね。

 

 

 

英語の授業では、リスニングと英作文を同時にこなす「マルチタスク」の練習をしましたが、自分の判断で、「自分の受験校の傾向」をふまえて英作文を書いた受験生がいました。

 

「そういうこと」ですよね。

 

 

 

受験というのは、究極的には「脳」の戦いです。

 

日頃から「脳」を使うようにしましょう。

 

 

 

ところで、中学校から出された「課題」は、完全に無視してください。

 

私立受験前にも、いくつかの中学の中3のクラスに、社会のワークを何十ページやってくるように、だとか、数学のプリントを何枚やってくるように、だとか、いきなり「大量の宿題」が出されました。

 

これは今年に限ったことではありません。

 

はっきりいいますが、毎年恒例の「いやがらせ」です。

「この時期」に「そのような指示」を出す神経は、ちょっとまともではありません。

 

 

「理解している受験生」は、大丈夫なのです。

 

でも、真面目で優しい、真っすぐな「いい生徒」ほど、報われない負担をこなそうとするわけです。

「相手」にも「それ」がわかっています。

 

「悪意」につき合う必要はありません。

 

 

自分の置かれている立場、状況、目的、因果、取るべき行動を、合理的に考えるようにしましょう。

 

それが、あなたの「脳」を進化させます。

 

 

 

明日も、過去問演習です。

 

私たちは、私立高校入試で立ち止まっているわけにはいきません。

「前進」を続けなければならないのです。

 

一緒に、前に進んで行きましょう。

 

 

 (ivy 松村)

英語の過去問演習について

今日、授業で話したことについてちょっと補足します。

 

過去問演習、模試などで、なかなか得点/偏差値が上がっていかない生徒は、不安が大きくなっていると思います。

 

入試本番までは、あと2か月あります。

この間に、学力を伸ばしていき、2月に「合格ライン」を超えるイメージを持ってください。

 

今この瞬間に合格点を取れる学力を誇示し、それを残りの2か月の間キープし続けることが求められてるわけではないのです。

 

「これから」の取り組みが重要です。

 

 

英語は、「5つの柱」を意識してください。

 

①語彙

…継続的に週2回、単語・連語・熟語のテストを行っています。継続は力なり。手を抜かずに、たんたんと取り組んでください。

 

②文法

…本科テキスト、プリント演習、パターン演習と、少しずつ高度な内容を織り交ぜながら、必要な文法事項を網羅してきました。特に重要なのは整序です。語の配置と語順を意識しながら取り組んでください。

 

③リスニング

…夏期講習から都立・私立のリスニング問題を続けてきました。リスニングは、間違いなく他塾の3倍以上の演習量をこなしています。自信を持ちましょう。塾外でリスニングに取り組みたい人は音源を提供しますので、申し出てください。

 

④英作文

…英作ノートを提出し、添削を受け、書き直しをするように指示しています。作文テーマ集も配布しています。ノートは必ず週2回は提出するように伝えていますが、提出回数に制限があるわけではないので、毎日提出してくれても構いません。

 

⑤文章読解

…たくさん文章を読んでください。具体的にいえば、たくさん過去問を解くということです。英語は「言語」です。したがって、使用頻度を上げ、使用量を増やすほどに、技能が向上します。ただし、「入試問題」に取り組むわけですから、「時間内にできるだけ多くの正解を導く」という意識を常に持ってください。いつも言っているように、線や記号、図、メモなどを駆使して視覚的に「内容」を整理したり検討したりするようなアプローチを行うこと。

読む際には、必ず、英語を英語として読む「トライ」をするように。日本語に置き換えたり、日本語で思考したりしないようにこころがけながら読みましょう。

 

安定的に英語で得点をとるためには、試行錯誤をしながら、速く、正確に読むための、自分なりの「方法論」を確立する必要があります。

ただし、今は、「速読」のように「飛ばし読み」で、勘をたよりに問題を解くやり方は極力控えるようにしてください。入試直前になって、どうしても大量の文章題に対応できないときに「速読」に手を出すかどうか考えましょう。

 

 

水曜日と金曜日は、過去問を解くために使える日です。どちらか、あるいは両日、過去問を解くようにしてください。

 

第一志望の高校の過去問は、できれば10年分(くらい)は解きましょう。合格判定がDやEであっても、どうしても合格したい人は、15年分。志望順位が3番目以下の高校は、数回でかまいません。

 

 

 

今から受験まで、水曜日、金曜日がどれくらいあるのか確認してみましょう。

 

①11月29日(水)

②12月1日(金)

③12月6日(水)

④12月8日(金)

⑤12月13日(水)

⑥12月15日(金)

⑦12月20日(水)

⑧12月22日(金)

 

~冬期講習~

 

⑨1月10日(水)

⑩1月12日(金)

⑪1月17日(水)

⑫1月19日(金)

⑬1月24日(水)

⑭1月26日(金)

⑮1月31日(水)

⑯2月2日(金)

⑰2月7日(水)

⑱2月9日(金)

 

~都内私立高校入試~

 

 

 

ざっと18回です。

 

 

過去問を解くパターンは、おもに3つあります。

 

①各教科の授業内で解く

②入試特訓演習で解く

③各自が自分で解く

 

 

授業や入試特訓演習で解く問題は、基本的にクラス内の誰かが受験する可能性がある高校の過去問を使います。したがって、数回は、必ず自分の受験する高校の過去問を解く機会があります。

しかし、自分から主体的に過去問を解く時間を作っていかなければ、「経験値」は上がっていきません。

 

 

たった18回しかない「チャンス」です。

これをないがしろにしていては、「目標」に到達することは困難かもしれません。

 

 

これから、本気で15年分解こうと思ったら、相応の覚悟と意志が必要です。

 

なかなか大変なことですが、ものは考えよう、です。

 

「これから」問題を解いてそれを復習する機会は十分にある、と考えましょう。

 

 

 

過去問を解いた後は、必ず得点を「記入表」に書くようにしてください。

 

自分で解くときは、自分の過去問集を使ってください。

こちらが用意した問題冊子は、きちんとファイリングするようにしてください。

 

作文や記述問題の採点は引き受けますので、問題に答案用紙をはさんで、私の机に出すようにしてください。

作文の書き直しはその都度提出してください。

 

レポート提出は、各自の判断に任せます。

ただし、必ず正解できなかった問題の「正答への筋道」の確認を怠らないようにしてください。

文章中から、正解の「ヒント」や「根拠」となる部分を見つけ出し、マーカーやペンでチェックを入れ、どのような知識や解法をもとに答えを導き出すのか、メモなり、「まとめ」なりを作成するようにしてください。

 

 

 

今週中に、ほとんどの中学の仮内申が出るようです。

仮内申が判明した人は、すぐに知らせるようにしてください。

 

随時面談を組んで、保護者の方と最終的な受験校についてお話しさせていただきたいと思います。

 

 

一歩一歩受験が近づいてきました。

 

 

がんばっていきましょう。

 

 

 (ivy 松村)

 

過去問集のリスト

大手の過去問の出版社に「声の教育社」と「東京学参」があります。

 

2社が出版している高校受験の過去問を調べてみました。

 

東京の高校と、埼玉、神奈川、千葉の私立高校です。

 

右側が「声の教育社」で、左側が「東京学参」です。

「高校名・集録年数・価格」を表示しています。

「税込」の販売価格を算出して、記載しました。

 

2社とも出版している高校の過去問は、太字になっています。

 

 

(記載のミスがあるかもしれません。正しくは出版社のホームページなどで確認するようにお願いします。)

 

 

 

 

   声の教育社

価格

   東京学参

価格
都立高校
東京都立高校(202) 7 1130 東京都立高校 7   999
都立日比谷高校(251) 5 2160 都立日比谷高校(A70) 5 1998
都立西高校(252) 5 2160 都立西高校(A71) 5 1998
都立八王子東高校(253) 5 2160 都立八王子東高校(A74) 5 1998
都立国立高校(254) 5 2160 都立国立高校(A76) 5 1998
都立戸山高校(255) 5 2160 都立戸山高校(A72) 5 1998
都立国分寺高校(256) 5 2160 都立国分寺高校(A78) 5 1998
都立立川高校(257) 5 2160 都立立川高校(A75) 5 1998
都立新宿高校(258) 5 2160 都立新宿・墨田川高校(A77) 5 1998
都立青山高校(259) 5 2160 都立青山高校(A73) 5 1998
都立白鷗・両国・富士・大泉・武蔵(A79) 4 2376
都立国際高校(A80) 5 2376
高専
国立高等専門学校(T8) 6 2268 国立高等専門学校(A00) 6 1998
東京国私立
愛国高校(A59) 5 1998
青山学院高等部(T17) 7 2592 青山学院高等部(A16) 7 1998
足立学園高校(T40) 5 2052
郁文館グローバル高校(T62) 6 2052
岩倉高校(T111) 3 2052
上野学園高校(T102) 3 2052
江戸川女子高校(T91) 5 2052 江戸川女子高校(A58) 4 1944
桜美林高校(T38) 5 2052 桜美林高校(A37) 6 1998
お茶の水女子大附高校(T4) 5 2268 お茶の水女子大附属高校(A4) 5 1998
小野学園女子高校(T57) 6 2052
開成高校(T5) 6 2592 開成高校(A5) 6 1998
関東国際高校(T99) 5 2052
関東第一高校(A46) 5 1944
共立女子第二高校(A40) 5 1944
共栄学園高校(T88) 5 2052
錦城高校(T80) 5 2268 小平錦城高校(A61) 6 1998
錦城学園高校(T46) 4 2052
慶應義塾女子高校(T10) 8 2268 慶應義塾女子高校(A13) 9 1998
京華高校(T64) 6 2052
京華商業高校(T66) 5 2052
京華女子高校(T65) 7 2052
工学院大附高校(T109) 4 2052
佼成学園高校(T36) 6 2052
佼成学園女子高校(T47) 6 2052
國學院高校(T24) 4 2052 國學院高校(A30) 5 1998
國學院大久我山高校(T25) 6 2268 國學院大久我山高校(A31) 6 1998
国際基督教大高校(T16) 6 2268 国際基督教大高校(A6) 6 1998
国士舘高校(T93) 5 2052
駒込高校(T41) 5 2052
駒沢学園女子高校(T51) 4 2052
駒澤大高校(T58) 5 2052 駒澤大学高校(A32) 4 1944
駒場学園高校(T50) 3 2052
桜丘高校(T105) 5 2052
実践学園高校(T59) 3 2052
修徳高校(A52) 5 1944
十文字高校(T63) 4 2052
淑徳高校(T75) 6 2052
淑徳巣鴨高校(T67) 5 2052
順天高校(T42) 4 2052
潤徳女子高校(T98) 6 2052
城西大附城西高校(T78) 6 2052
城北高校(T13) 5 2268 城北高校(A21) 5 1998
女子美術大付高校(T83) 4 2052
巣鴨高校(T45) 6 2268 巣鴨高校(A36) 4 1998
杉並学院高校(T108) 6 2052
駿台学園高校(T70) 6 2052
成蹊高校(T18) 7 2268
成城高校(T44) 6 2268
正則高校(T73) 5 2052
成立学園高校(T92) 4 2052
青稜高校(T49) 4 2052
専修大附高校(T26) 7 2052 専修大附属高校(A28) 6 1944
創価高校(A66_29) 5 2480
大成高校(T94) 5 2052
大東文化大第一高校(T76) 4 2052
拓殖大第一高校(T81) 6 2052 拓殖大第一高校(A53) 6 1944
立川女子高校(A41) 4 1836
玉川学園高等部(A56) 3 1944
多摩大目黒高校(T56) 5 2052
中央大高校(T39) 4 2268 中央大高校(A19) 5 1998
中央大杉並高校(T23) 5 2592 中央大杉並高校(A18) 5 1998
中央大附高校(T22) 5 2268 中央大附属高校(A17) 5 1998
千代田女学園高校(T104) 6 2052
筑波大附高校(T2) 5 2268 筑波大附属高校(A1) 5 1998
筑波大附駒場高校(T1) 6 2268 筑波大附属駒場高校(A2) 6 1998
帝京大学高校(A60) 5 1998
貞静学園高校(T107) 5 2052
東亜学園高校(T53) 5 2052
東海大学菅生高校(A42) 5 1944
東海大付高輪台高校(T37) 6 2052
東京高校(T55) 4 2052
東京学芸大附高校(T3) 5 2268 東京学芸大附属高校(A3) 5 1998
東京家政大附女子高校(T9) 4 2052
東工大附科学技術高校(T101) 6 2268
東京実業高校(A62) 5 1836
東京成徳大高校(T79) 3 2052
東京電機大高校(T35) 6 2052 東京電機大高校(A22) 4 1944
東京農大第一高校(T89) 5 2052 東京農業大第一高校(A39) 5 1944
東京立正高校(T71) 6 2052
桐朋高校(T7) 6 2268 桐朋高校(A15) 6 1998
東洋高校(T74) 5 2052
東洋大京北高校(T72) 5 2052
豊島岡女子学園高校(T12) 5 2268 豊島岡女子学園高校(A43) 5 1998
豊島学院高校(T95) 5 2052
二松學舎大附高校(T34) 7 2052
日本工大駒場高校(T103) 7 2052
日本学園高校(T52) 4 2052
日本大櫻丘高校(T30) 7 2592 日本大櫻丘高校(A25) 6 1998
日本犬第一高校(T27) 5 2052 日本大第一高校(A50) 6 1998
日本大第三高校(T29) 6 2052 日本大第三高校(A48) 5 1998
日本大第二高校(T28) 7 2052 日本大第二高校(A27) 6 1998
日本大鶴ヶ丘高校(T31) 6 2052 日本大鶴ヶ丘高校(A26) 6 1998
日本大豊山高校(T32) 6 2052 日本大豊山高校(A23) 4 1944
日本大豊山女子高校(T33) 4 2052
八王子学園八王子高校(T100) 3 2052 八王子学園八王子高校(A65) 3 1998
八王子実践高校(A47) 5 1836
日出高校(T110) 3 2052
広尾学園高校(T68) 3 2052
富士見丘高校(T84) 4 2052
藤村女子高校(T96) 5 2052
文化学園大杉並高校(T60) 3 2052
文京学院大女子高校(T69) 6 2052
文教大付高校(T77) 6 2052
法政大高校(T21) 5 2268 法政大学高校(A29) 6 1998
豊南高校(T106) 4 2052
保善高校(T85) 4 2052
堀越高校(T87) 6 2052
本郷高校(T61) 4 2268 本郷高校(A20) 4 1944
三田国際学園高校(T43) 6 2052
明星学園高校(T82) 6 2052
武蔵野女子学院高校(T48) 5 2052
明治学院高校(T15) 6 2268 明治学院高校(A38) 6 1998
明治学院東村山高校(A49) 5 2268
明治大付中野高校(T6) 8 2268 明治大付属中野高校(A33) 6 1998
明大付中野八王子高校(T20) 6 2268 明大付中野八王子高校(A67) 6 1944
明治大付明治高校 (T19) 7 2268 明治大付属明治高校(A34) 6 1998
明星高校(府中) (T86) 4 2052
明法高等学校(A63) 4 1944
目黒学院高校(T54) 4 2052
目白研心高校(T97) 6 2052
安田学園高校(T90) 5 2052
早稲田実業高等部(T14) 7 2268 早稲田実業学校高等部(A9) 9 1998
早稲田大高等学院(T11 ) 8 2268 早稲田大高等学院(A7) 9 1998
埼玉
秋草学園高校(S33) 4 2052
浦和学院高校(S21) 6 2052 浦和学院高校(D21) 6 1836
浦和実業学園高校(S26) 3 2052
浦和麗明高校(S38) 4 2052
叡明高校(S31) 3 2052
大宮開成高校(S2) 3 2052
開智高校(S14) 4 2268 開智高校(D8) 4 1890
春日部共栄高校(S10) 5 2052 春日部共栄高校(D7) 5 1998
川越東高校(S13) 3 2052 川越東高校(D12) 4 1944
慶應義塾志木高校(S4) 7 2268 慶應義塾志木高校(A12) 9 1998
国際学院高校(S29) 3 2052
埼玉栄高校(S16) 4 2052 埼玉栄高校(D9) 4 1998
埼玉平成高校(S20) 5 2052
栄北高校(S36) 4 2052
栄東高校(S9) 4 2268 栄東高校(D14) 4 1998
狭山ヶ丘高校(S27) 4 2052 狭山ヶ丘高校(D24) 4 1944
秀明英光高校(S37) 4 2052
徳与野高校(S5) 5 2268
城西大付川越高校(S3) 5 2268 城西大付属川越高校(D2) 5 1944
正智深谷高校(S34) 4 2052
昌平高校(S18) 3 2052 昌平高校(D23) 4 1998
城北埼玉高校(S7) 4 2268 城北埼玉高校(D1) 4 1998
西武学園文理高校(S11) 4 2268 西武学園文理高校(D10) 4 1944
西武台高校(S25) 5 2052 西武台高校(D6) 5 1944
聖望学園高校(S15) 5 2052
東京成徳大深谷高校(S28) 5 2052
東京農大第三高校(S23) 4 2052 東京農業大第三高校(D18) 4 1998
獨協埼玉高校(S8) 6 2052 獨協埼玉高校(D3) 4 1944
花咲徳栄高校(S22) 3 2052
東野高校(S39) 3 2052
武南高校(S24) 5 2052 武南高校(D5) 5 1944
星野高校(S12) 3 2052 星野高校(D11) 4 1944
細田学園高校(S30) 3 2052 細田学園高校(D22) 3 1944
本庄第一高校(S19) 3 2052 本庄東高校(D20) 5 1944
本庄東高校(S32) 5 2052
武蔵越生高校(S17) 5 2052
山村学園高校(S35) 3 2052 山村国際高校(D19) 3 1944
立教新座高校(S5) 7 2268 立教新座高校(A14) 9 1998
早大本庄高等学院(S6) 9 2268 早稲田大本庄高等学院(A10) 9 1998
神奈川
麻布大学附属高校(B4) 5 1944
アレセイア湘南高校(B24) 3 1850
鵠沼高校(B12) 5 1836
慶應義塾高校(K8) 9 2268 慶應義塾高校(A11) 9 1998
光明学園相模原高校(K10) 5 2052
相模女子大高等部(K18) 5 2052
湘南学院高校(K12) 4 2052
湘南工科大附高校(K11) 5 2052 湘南工科大附属高校(B13) 5 1944
相洋高校(K16) 6 2052 相洋高校(B18) 6 1944
高木学園女子高校(B15) 5 1836
立花学園高校(B23) 5 1944
鶴見大附高校(K13) 5 2052
桐蔭学園高校(K1) 5 2268 桐蔭学園高校(B1) 5 1998
東海大付相模高校(K6) 6 2052 東海大付属相模高校(B3) 6 1998
桐光学園高校(K7) 6 2268 桐光学園高校(B11) 6 1998
日本女子大附高校(K2) 6 2268
日本大高校(日吉) (K4) 6 2052 日本大高校〈日吉〉(B6) 6 1944
日本大藤沢高校(K5) 5 2052 日本大藤沢高校(B7) 5 1998
平塚学園高校(B22) 5 1836
藤沢翔陵高校(B8) 5 1944
武相高校(K17) 6 2052
法政大国際高校(K9) 7 2268 法政大国際高校(B17) 6 1998
法政大第二高校(K3) 5 2268 法政大第二高校(B2) 5 1998
山手学院高校(K15) 6 2268 山手学院高校(B9) 6 1998
横須賀学院高校(B20) 5 1944
横浜商科大学高校(B5) 5 1944
横浜翠陵高校(B14) 5 1944
横浜清風高校(B10) 5 1836
横浜創英高校(B21) 5 1836
横浜隼人高校(K19) 5 2052 横浜隼人高校(B16) 5 1998
千葉
愛国学園大附四街道高校(C26) 5 1944
我孫子二階堂高校(C17) 5 1944
市川高校(C6) 5 2268 市川高校(C1) 5 1998
市原中央高校(C17) 3 2052
植草学園大附高校(C34) 5 2052
木更津総合高校(C18) 3 2052
敬愛学園高校(C25) 5 2052 敬愛学園高校(C15) 5 1944
国府台女子学院高等部(C31) 4 2052
志学館高等部(C20) 5 2052 志学館高等部(C25) 4 1944
芝浦工大柏高校(C9) 4 2268 芝浦工業大柏高校(C9) 5 1944
渋谷教育学園幕張高校(C15) 3 2592 渋谷教育学園幕張高校(C16) 4 1998
昭和学院高校(C10) 5 2052
昭和学院秀英高校(C23) 5 2268 昭和学院秀英高校(C23) 5 1998
聖徳大附女子高校(C33) 5 2052
翔凛高校 3 1998
専修大松戸高校(C2) 5 1998
西武台千葉高校(C29) 5 2052
専修大松戸高校(C2) 5 2268
拓殖大紅陵高校(C21) 4 2052
干葉英和高校(C12) 3 2052 千葉英和高校(C18) 5 1998
千葉敬愛高校(C11) 6 2052 千葉敬愛高校(C5) 6 1944
千葉経済大附高校(C24) 5 2052 千葉経済大附属高校(C27) 5 1944
千葉国際高校(C34) 5 1944
千葉商科大付高校(C8) 5 2052
干葉日本大第一高校(C5) 5 2052 千葉日本大第一高校(C6) 5 1944
千葉明徳高校(C28) 4 2052 千葉明徳高校(C20) 4 1944
千葉黎明高校(C24) 5 1944
中央学院高校(C19) 4 2052
東海大付市原望洋高校(C22) 5 2052
東海大付浦安高校(C7) 6 2052 東海大付属浦安高校(C3) 6 1998
東京学館高校(C26) 4 2052 東京学館高校(C14) 5 1944
東京学館浦安高校(C27) 4 2052 東京学館浦安高校(C31) 4 1944
東葉高校(C33) 5 1944
成田高校(C35) 4 2052
二松學舍大柏高校(C14) 5 2052
日体大柏高校(C30) 5 2052 日本体育大学柏高校(C30) 5 1944
日本大習志野高校(C4) 5 2268 日本大習志野高校(C7) 5 1998
日出学園高校(C8) 5 1836
八千代松陰高校(C13) 5 2052 八千代松陰高校(C12) 5 1998
流通経済大付柏高校(C16) 4 2592 流通経済大付属柏高校(C19) 4 2484
麗澤高校(C32) 3 2052
和洋国府台女子高校(C3) 5 2052

 

 

 

(ivy 松村)

 

冬期講習を終えて

冬期講習が終了しました。

参加してくださった生徒のみなさん、お疲れさまでした。

 

今年の冬期講習、とても充実したものになりました。

 

小4の国語は、文章題と知識系の問題をたくさんこなしました。

物語は、少しずつ自分の力で読めるようになってきましたね。

 

小5の国語も、文章題と知識系の問題をどんどん進めました。

「漢字の組み立ての問題」では、日頃の成果を発揮しました。

 

小6の都立コースでは、漢字テストと作文の書き直し。

授業のない日にも塾に来て、算数や作文にしっかり取り組みました。

 

小6の特訓コースは、毎日過去問と解説の日々。

だんだんと、得点力がついてきました。いっそうがんばりましょう。

 

中1は、毎日の小テストを意欲的に取り組んでいました。

今回の講習で勉強の面白さを実感できるようになってきたようです。

 

中2の国語は、文章の「構造」を考えながら読むことと、記述問題へのアプローチを中心に学習しました。英語は、入試に直結するようなハイレベルな内容の文法を扱いました。

 

中3は、文法パターン演習、リスニング、過去問演習、解き直し、レポート、全訳&チェック、そして単語オリンピック(再)。盛りだくさんでした。

 

 

本日は最終日でしたが、中3の生徒たちは、まだ余力がありそうな様子でした。

明日、明後日をしっかりと活用してください。

 

毎日12時間ぐらい塾にいて勉強していましたが、よどみなく、やるべきことを見すえて取り組むことができたのは、とても良かったです。

正直、「まだまだ」という部分ばかりですが、そのタフさと素直さは、すごく大きな武器となっています。やはり、「合宿」は非常に大きな意味をもちました。

 

 

 

さて、中2には、本日、告知していたとおり、八王子東の16年度の入試問題を解いてもらいました。

講習には、少しばかり「ヒリヒリ」するような刺激があっってもいいのです。

 

初めて入試問題を解いて、さまざまな感慨を持ったことだろうと思います。

一人ひとりに、その点数をどう受け止めるべきか、少し話をしました。

 

 

ある生徒に、登る山は、高い方がいいに決まっている、今の自分が満足のいく点数を取れるような高校であってほしくないだろう、と伝えました。

 

 

みんな、「漢字がやばい」という初めての経験をしたようです。

「記述がエグい」という感想も聞かれました。

 

 

八王子東は平成15年度から入試問題の「自校作成」を行っています。

15年度は少し「クセ」のある問題だったので敬遠し、16年度をチョイスしました。

 

今回、どの年度の問題を使うのか決めるために、改めて、古い「自校作成」の入試問題を見なおしました。

初期の八王子東の「自校作成」の入試問題、「緊迫感」があります。「気合入っているな」という感じで、引き込まれます。「都立の入試問題の形式」からはみ出ていこうとする「エネルギー」がみなぎっています。

 

 

一方、近年の八王子東、なんだか「スクウェアな感じ」が強まってきているように感じます。

入試問題、学校が公開する情報、卒業生や在校生の声、様子。

そして進学実績。「東大目指すよりも、中堅の国公立」。みたいな。

 

本年度の都立高校の志望校調査で、八王子東の倍率が低迷していますが、いろいろと考えてしまいますね。

 

 

生徒たちが目指す場所は、その魂を激しく揺さぶるような、高い山であってほしい。

 

 

 

今日、過去問を解いた中2の生徒たちは来年、受験に挑みます。

 

 

「自校作成」が復活します。

 

 

今日の日を第一歩に、一年をかけて「高み」を目指す生徒たちは、どんな入試問題と対峙することになるのでしょうか。

 

 

(ivy 松村)

 

 

過去問くらべ

本日も中3と小6の入試特訓を行いました。

 

過去問演習もかなり板についてきました。

 

今日は、結果もまずまずでした。

気を抜かずに、この調子を持続できるように頑張っていきましょう。

 

 

 

ところで、中学・高校受験の過去問のメジャーな出版社は「声の教育社」と「東京学参」ですが、この2社の過去問にはそれぞれ特徴があります。

志望校によっては、それぞれの出版社の過去問を手に入れたほうがよいこともあります。

 

 

「声の教育社」の過去問でありがたいのは、国語の「課題文」が「著作権の問題」で掲載不可となっている場合でも、設問を掲載してくれていることです。

 

設問がわかっていれば、入試問題を「復元」することが可能です。

 

出典は判明しているので、作品を手に入れることができれば、入試に使われた部分を見つけ出すことはそれほど難しいことではありません。

 

インターネットを使って当該の作品を所蔵している図書館を探し、借りることができます。

 

必要なページをスキャンしてパソコンに取り込み、OCRソフトで文字データに起こします。

「OCRソフト」というのは文字認識を行うソフトウェアのことで、これを使えば、印刷された活字や画像に埋め込まれたテロップなどをワードなどの文字データに変換することができます。

 

日本語は「複雑」なので、アルファベットを使う言語などに比べて認識の精度が低いのですが、それでもかなり正確に読み取ってくれます。

 

誤認識などを訂正して、文章を整えます。

 

設問と見比べながら、括弧や傍線を書き加えて、もともとの入試問題を「復元」します。

 

 

過去問を解く機会は、本当に貴重なものですから、なんとかその経験を積ませてあげたいと思います。

 

大手の塾であれば、受験生から提供してもらって、実際の入試問題を手に入れることは造作もないことなのでしょうけれども。

小さな塾はいろいろと工夫が必要ですね。

 

まあ、こういう作業は嫌いではないので、趣味のような感じで楽しんでやっていますが。

 

 

 

「東京学参」の過去問がありがたいのは、英語のリスニングの放送内容だけではなく、和訳も掲載してくれていることです。

 

 

英語のリスニング問題を公表している私立高校は限られています。

 

志望校がリスニング問題を公表していない場合には、代替の教材を使って対策を行うしかないのですが、市販のリスニング教材は、難関校の入試対策としては「力不足」です。

 

そこで、場合によっては、リスニング・データを公表している高校のリスニング問題を使ってリスニングの対策を行うことが必要になります。

その際に、やはり、日本語訳があると大変便利です。

 

ちなみに、リスニング・データを公表しているのは、開成、青山学院、明大明治、中大杉並、日大櫻丘、法政二高などです。

 

 

 

「声の教育社」と「東京学参」の2つの過去問は、解説もそれぞれ違いがあって面白いのですが、なんと、「正解」が両者で違っていることがあります。

 

入試問題の正解を公表しない高校がけっこうあるのですが、そういった高校の過去問の解答解説は、出版社側で問題を解いて、その答えを「正解」として掲載しなければならないのです。

 

そのようなときに、ごくたまに、どちらかの「正解」が間違っていることがあります。

 

私は曲がりなりにも塾で教えている身ですから、「正解」が間違っているときには気づきますが、ほとんどの中学生は、違和感を持っても解答解説が正しいと信じてしまうにちがいありません。

 

 

記述問題の模範解答などでも、ちょっと腑に落ちないものがあります。

 

また、配点に疑問を感じることもあります。

 

 

受験生は、過去問の解答解説に正しい答えが載っていない場合があるということを、一応心得ておきましょう。

過去問集は完全無謬のものではないのです。

特に、国語の問題で間違った「正解」が散見されます。変だな、と思ったら、塾の先生に質問しましょう。

 

 

 

さて、私立高校入試まで、1か月を切りました。

 

今日も過去問を解きましたが、明日からも過去問です。

過去問をしっかり利用して、対策を進めていきましょう。

 

 

(ivy 松村)

 

平成27年度都立高校入試のリスニング③

本年度の都立高校入試、英語のリスニング問題、大問1の「問題B」をみてみましょう。

 

 

平成27年度、「Q1」(正答率?%):

Q1:What are the students studying about?

A:Life in the sea near Tokyo.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

They are members of the Science Club of a high school in Tokyo and studying about life in the sea near Tokyo.

 

本年度は、「ラジオニュース」が流されましたが、インタビューなども挿入されたために、内容の把握は非常に難しかったようです。

 

この問題では、「they」=「the students」であることをつかまなければなりません。

「they are」と「studying」が離れているので、構文をつかみ切れなかった生徒も多かったと思います。

 

放送の序盤で、海を清掃する内容が述べられます。そのため、受験生は反射的に「ボランティア活動」に関連した設問を意識してしまいます。

当然、そうした予断は、解答を導くための障害になります。

 

そして、「life」の意味を「生物」ではなく、「生活」であると限定してしまった生徒は、「清掃」→「海の(中の)生活」について「学ぶ」、という関連が不自然に思えて、解答にたどり着けなかったかもしれません。

 

 

 

平成27年度、「Q2」(正答率?%):

Q2:How long does Tanaka Taro want to keep Fishing?

A:Thirty more years.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

He wants to keep fishing for thirty more years.

 

 

問題の形式と解答に使う部分の構造が対応しているので、一見簡単なように思えますが、解答部分の前に、「fifty years」「forty years」という「釣り餌」がちりばめられています。これに反応してしまって、解答が示してある後ろの部分を聞き逃してしまうと、正解することができないかもしれません。

 

また、「thirty years」ではなく、「thirty more years」としたことで、聴き取りの難度が上がっています。

 

さらに、「30」ではなく「13」と聴き取ってしまった受験生もいたかもしれません。

 

 

 

本年度のリスニングの「問題B」は、英文の放送がスタートした後で、英語を聴き、「高校生が海岸を清掃している」という話題をつかまなければなりませんでした。

つまり、状況設定をも「英語で」理解する必要があったのです。

これが、まず難度を高くしました。

 

そして、前半では東京の高校の「科学部(理科部)」の部員、後半では「田中太郎さん」と、ニュースの主体となる存在が入れ替わります。

一部の受験生は、これによって内容がつかみ易くなったかもしれません。

しかし、多くの受験生にとっては、扱う情報が増え、より難度が上がってしまいました。

 

そのうえ、上記のように、設問自体に高度な聞き取りが要求されたため、非常に難しい問題として受験生に立ちはだかることとなりました。

 

 

 

 

 

さらに、参考として、リスニングの「問題B」のなかで、過去の、正答率の低かった問題についてもみてみましょう。

 

 

 

平成26年度、「Q1」(正答率13.6%):

Q1:What will Pat Lewis talk about?

A:His life as a player.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

A baseball star is going to come to our city and talk about his life as a player. He is Pat Lewis.

 

 

この年度から、英語の放送を聴くまで、「話題」が何なのかわからないという新しい形式になったことでとまどった受験生もいたようです。

状況設定がわからないので、全くの予期のないままで英語を聴き取らなければなりません。

 

「Pat Lewis」という対象人物の名前は、「トークショー」があるというイベントの告知の後になって示されています。

受験生は、「Pat Lewis」の後ろに解答に使う部分があるという先入観を持ってしまうので、直前に気が付かないのです。

 

この構成は、作為的であるといえるでしょう。

 

 

 

平成26年度、「Q1」(正答率9.1%):

Q1:What time will Pat Lewis start to talk next Saturday?

A:Two in the afternoon.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

Pat will talk at Old Big Tree High School next Saturday. He will talk for one hour, from two to three in the afternoon.

 

 

後半で、「one」「two」「three」と数字が立て続けに登場し、受験生を困惑させました。

また、「start」という動詞が使われず、2度目の放送時に、生徒が予期しがちな「o’clock」も使われません。

さらに、「two to three」(トゥー・トゥー・スリー)という音のつながりが示す語を特定することも難しかったかもしれません。

 

この問題は、明らかに、「発音」や「構文」からではなく、「内容」を聴き取ることによって正解に至る能力を求めています。

これは、平均的な学力の中学生にとっては、簡単なことではありません。

作問者は意図的に、正答率を下げようとしていると思われます。

 

 

 

平成25年度、「Q2」(正答率7.9%):

Q2:Why was Kate happy when she took the school trip?

A:Because she saw old Tokyo.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

I was very happy because I saw old Tokyo. The trip was very exciting for me.

 

 

この問題の文章は、留学生のKateのスピーチであることが知らされています。

ですから、「I」=「Kate」であることを念頭に聴き取りを行います。

 

この問題に受験生が苦戦してしまうのは、この質問の形式だと、2回目の放送時でも、「when I took the school trip」というフレーズを探してしまうからです。

 

また、「the school trip」という大きなヒントとなる語の現れる部分と、解答に使われる部分が離れすぎていることで、特定が難しくなっているようです。

 

 

 

平成22年度、「Q2」(正答率11.1%):

Q2:What is going to use one of Nancy’s new songs?

A:A Japanese movie.

 

この問題は、以下の部分に注目することで、解答することができます。

 

In the concerts, I’m going to sing some new songs. A Japanese movie is going to use one of them.

 

多くの受験生は、whatで聞かれたときに、反射的に目的語(や補語)に解答を求めてしまいます。

つまり、2回目の放送でも、「… is going to use ~ 」の「~」を聞き取ろうとしてしまうのです。そして、「them」の内容が解答であると考えてしまいます。

 

リスニングテストにおいては、代名詞が出てきたときに処理が困難になることも統計的に確認できます。

この問題の場合、「one of them」となっている部分を「one of Nancy’s new songs」と特定することができずに、正解にたどり着けなくなってしまうのです。

 

 

 

 

本年度の入試問題や、その他の情報を分析することで、来年度の入試問題の輪郭がおぼろげながらに見えてきます。

「まともな」学習塾は、それをもとに、一年間の指導内容を練り、実践することになります。

 

 

ところで、どんな入試問題が出てきても大丈夫な本物の学力を身につけさせる!…というような豪語を放ち、入試問題分析を疎かにする塾の人がいたら、ちょっと痛いです。

その人に教わっている生徒は、みんな上位校に進学するのでしょうか。

 

 

入試問題の分析が、塾の教師の本質的な任務です。

 

それをパッケージにして、生徒に伝達することが、私たちの仕事の中心です。

 

 

(ivy 松村)

平成27年度都立高校入試のリスニング②

近年の都立高校入試、英語の大問1、リスニング問題の「問題B」についてみてみましょう。

 

 

平成27年度(163語)「ラジオ放送のニュース」

平成26年度(171語)「ラジオ放送によるイベント案内」

平成25年度(141語)「留学生のスピーチ」

平成24年度(141語)「外国人歌手へのインタビュー」

平成23年度(130語)「東京観光のバスツアーのガイドの説明」

平成22年度(138語)「テレビ番組に出演した外国人歌手からのメッセージ」

平成21年度(126語)「修学旅行の行動予定の説明」

 

 

まず、注目したいのは、その「長さ」です。

平成26年度から、使われる語数が多くなっていることが確認できます。

それだけ、放送される時間、処理しなければならない情報が増えました。

 

また、平成26年度と本年度は、英語による文章が読み上げられる前に、「ラジオ放送」であるという情報しか与えられなかったので、それだけ高度な聴き取りが求められることになりました。

 

例えば、25年度以前の問題では、これから放送される英語の文章の、「内容」を事前に把握したうえでリスニングを行うことができました。

「外国人歌手へのインタビュー」や「バスガイドの説明」であることなどが、英文を放送する前に、日本語で知らされていました。

すると、「今度の曲は・・・」「次に向かうのは・・・」といった内容が予期できます。

 

しかし、この2年では、何について述べられているのかという「内容」も「英語で」聴き取らなければならなくなっています。

 

 

 

正答率をみてみましょう。

 

 

Q1 Q2 大問正答率
平成27年度
平成26年度 13.6 9.1 38.1
平成25年度 42.4 7.9 65.5
平成24年度 44.8 30.0 55.4
平成23年度 41.6 40.7 66.0
平成22年度 52.7 11.1 55.9
平成21年度 34.6 26.3

59.5

 

 

都立高校入試の英語のリスニングテストは、選択問題を3問出される「問題A」と、記述解答が2問要求される「問題B」の計5問の出題となっています。

 

上の表の「Q1」「Q2」は、「問題B」の2問の各年度の正答率です。

「大問正答率」は、「問題A」と「問題B」を合わせたリスニングの大問1全体の正答率です。

 

 

平成22年度の「Q2」の正答率は11.1%と低下しました。難度の高い問題が出されたのです。しかし、翌年には「修正」されて、40.7と再び易化しました。

 

 

平成25年度では「Q2」は7.9%と、著しく低下しています。しかし、「大問正答率」は非常に高くなっています。

この年の「問題A」の正答率が、86.5%、97.7%、92.5%と、非常に高くなっているからです。

 

おそらく、「問題B」の「Q2」を難化させるために、バランスを取ったのでしょう。

 

 

そして、平成26年度で、「問題A」「問題B」ともに難化します。

問題Bは「Q2」だけでなく、「Q1」も難化し、それぞれ正答率は9.1%、13.6%となります。

さらに、「大問正答率」も大幅に下降し、38.1%となりました。

 

本年度は、26年度に低下した正答率が、「修正」されて上昇するのか、難化傾向が規定となり押し下げられたままとなってしまうのか、という今後の方向性を確認する年度だったのです。

 

結論としては、今後、リスニングは難化することになりそうです。

本年度も「問題B」で厳しい問題が出されました。

 

 

ただ、予兆はありました。

平成26年度のリスニング問題において、かつてないほどに低い正答率が認められたにもかかわらず、東京都教育委員会は、この年度のリスニング問題に関して以下のように総括していました。

 

「…比較的単純な内容については、概要や要点を聞き取る能力が身に付いていると考えるが、やや複雑な内容についての概要や要点を適切に聞き取る能力が十分ではないと考えられる。」

 

つまり、正答率が低いのは、入試問題のせいではなく、生徒の能力が不足しているからだという見解を示していたのです。

ですから、おそらくは「修正」するのではなく、難化の方向に舵を切るのではないかと思われていました。

 

 

 

実際に、東京都の中学3年生がどれくらい正答するのかは、集計を見てみなければわかりません。今年は、かなり気になります。

 

 

答案再現で以外と難しいのが、この英語の大問1の「問題B」です。

 

入試本番よりも答案再現を優先させるわけにはいきませんので、基本的に記述解答はメモらせず、生徒が校舎に帰ってきてから、覚えている範囲で書いてもらいます。

(記述内容も必ず解答用紙にメモをさせるような、どうしようもない塾もこの世にはあるのでしょうか?)

 

うろ覚えになっていることもよくあって、その場合は、結局、不正解として計算することになります。

 

 

 

(ivy 松村)

どのように過去問を解くのか

 

 

昨日は、山梨に高校入試応援に行ってきました。高校入試の幕開けでした。

向こうは雪が積もっていて、歩くのに難儀しました。

縁起を担ぐわけではありませんが、自分のためというよりも、生徒のために一歩一歩気を付けながら歩いたのでした。

 

今日はセンターテストが行われました。

いよいよ入試のシーズンが本格的に到来したのだという感慨に、身が引き締まります。

 

 

 

この時期に、受験生は過去問を解きます。

 

もちろん、合格最低点を公表している高校の過去問を解くときには、それを越える点数を取ることを意識しなければなりません。

 

しかし、合格点を取る、ということが過去問を解く目的ではありません。

合格の可能性を計る、というのもちょっと違います。

 

 

塾の教師は「一点にこだわれ!」などと言って、受験生を鼓舞します。

私も、点数に対して貪欲になれ、というようなことを受験生によく言っています。

 

しかし、合格点が取れているかどうかということを、ことさら重視してはいません。

 

結局、過去問は入試で合格点を取るための練習材料です。

「その問題の点数を取れるかどうか」にこだわるのは本質を逸しています。

 

「入試本番で点数を取れるようになる」ために活用するものです。

 

 

 

少し考えればわかりますが、スポーツの大会前の調整試合などに負けることがあって、執拗に「負けたこと」を反省させるような指導者がいたら、ちょっと馬鹿げています。

 

調整試合は、本番で最も良いパフォーマンスを出すために、活用されるべきものです。

 

論理的な指導者の下でスポーツのトレーニングをした経験がある人はわかると思うのですが、調整試合には、その度ごとにテーマがあって、それができるかどうか、あるいはできているかどうかを確認するために試合を行うのです。

 

 

例えば、サッカーであれば、あるシステムを採用してみて、ボールの位置がこうなったときには特定の選手はこう動く、といったような約束事をゲームの中でできるかどうかといった確認。

または、守備の選手を入れ替えたときに守備陣形をこの位置で維持できるかどうかといった確認。

本番に備えて、そういったことを確認して、より良いやり方を採用したり修正したりするのです。

 

 

こうした「調整」はすべて、本番で、狙った通りの試合運びを行うためにあるものです。

当然ですが、最も考慮しなければならないのは「本番の結果」であって、すべての調整はそのための資源でしかありません。

 

 

過去問を解いた後で、生徒と「反省会」をします。その中で、何について話をするのかというと、プラン通りの「試験運び」ができたかどうかです。

特に、時間制限が厳しいことがわかっている高校を受ける生徒には、時間の使い方について細かく話をします。

 

 

チャレンジ校の過去問を解く場合、毎回毎回合格点に達することができない、ということが普通にあります。いつまでたっても光明が見えてこないという状況です。

それだけ厳しい挑戦をするということを決意したのです。

 

チャレンジ受験が第一志望になる場合、粘って粘って合格可能性をじりじり上げていく根性が必要になります。

それを養うために過去問を活用するのです。

 

 

過去問を解くのは 問題に慣れるためではありません。

合格できるかどうかを計るためでもありません。

 

合格点を取るために、何をするべきか、何ができるのかを分析するために過去問を解くのです。

 

 

(ivy 松村)