関係代名詞の授業

新学期が始まり、9月になりました。

 

台風が近づいています。気象情報に注意ください。

危ないときには、無理をせずに通塾を控えるようにお願いします。

 

 

 

夏休みに漢字検定を受検した生徒のみなさん:

 

9月13日以降に結果をお伝えできる予定ですので、しばらくお待ちください。

問題と解答を受け取っていない人は、今度お渡しします。

 

 

 

今日は、中3特訓コースの英語の授業で「間接疑問文」をあつかいました。

次回の授業で、中学で学ぶ英語の単元を一通り終えることになります。

まあ、いろいろ「穴」もあるでしょうから、また、復習が必要ですが、学校の英語の授業は、ずいぶん楽になると思います。

 

選抜コースは夏期講習前にすでに単元学習を終えているので、中3受験生は、みな、これから過去問演習にシフトしていきます。

 

 

選抜の夏期講習は、私立向けの文法問題をあつかいました。

 

特訓コースは、1年生2年生の復習と中3の未習単元の両方を進めていきました。

今年は、1日2コマの授業時間が取れたので、多くの演習をこなすことができました。

 

特に、「関係代名詞」を夏休み中にまとめて学習できたのは、とても大きな成果でした。

 

 

その「関係代名詞」で、ちょっとした「気づき」があったので、書いてみようと思います。

 

今回、ある教材からヒントを得て、これまでとは違うアプローチで授業をしてみたのです。

 

 

 

今回試みたのは、関係代名詞を「名詞修飾」の一形態として捉えるという方法でした。

 

つまり、関係代名詞は「文」をつなぐものであるという説明をやめてみたのです。

 

 

まず、「プロローグ」で、「名詞修飾」について「おさらい」をします。

 

英語の「後置修飾パターン」の確認です。

 

①前置詞句

a car [in the garage] ([車庫の]

 

②不定詞(形容詞的用法)

a car [to go shopping] ([買い物に行く]

 

③分詞

・a car [running over there] ([向こうを走っている]

 

 

 

いずれの例も、「a car」という名詞が、後ろに置かれた句によって修飾されています。

 

私の授業では、修飾される名詞のことを「ヘッド」と呼びますが、「ヘッド」の後ろに「修飾要素」が置かれるということを覚えておいてください。

 

 

 

さて、では、「私が買った車」という表現をしたいときにはどうすればいいでしょうか。

以下のようになりますね。

 

a car [I bought] ([私が買った]

 

「ヘッド」の後ろに「修飾要素」を置けばいいわけです。

 

 

 

文を作ってみましょう。

 

This is a car. (これは車です。)

 

→This is a car [I bought] . (これは[私が買った]です。)

 

 

 

「ヘッド」と「修飾要素」の間に“that”を置くこともできます。

 

a car that [I bought] ([私が買った]

 

 

 

“that”を置いたほうが、「修飾関係」がよりわかりやすくなりますね。

 

・This is a car that [I bought] . (これは[私が買った]です。)

 

 

 

では、「速く走る車」と表現したいときには、どうすればいいでしょうか。

 

「a car runs fast」と表すことはできません。これでは「ある車は速く走る」という意味の「文」になってしまいます。

 

 

以下のような操作をして、「速く走る車」という表現をつくることができます。

 

a car that [runs fast] ([速く走る]

 

“that”をはさむことで、「名詞修飾」のフレーズをつくることができるのです。

 

まず「文」を作って、その文中の主語の後ろに「that」をおけば、主語を「ヘッド」とする「名詞修飾」のフレーズに変換できるわけです。

 

 

この場合、“that”を「省略」することはできません。

“that”が無くなってしまえば、ただの「文」にもどってしまうからです。

 

・I have a car that [runs fast]. (私は[速く走る]を持っている。)

 

 

…このような流れで関係代名詞の授業をしてみました。

 

 

 

従来の一般的な説明では、関係代名詞は、2つの文をつなぐものであると説明されます。

 

たとえば:

 

I have a car. + It runs fast.

 

2つの文を連結させると:

 

I have a car which runs fast.

 

 

関係代名詞の「which」は、文をつなぐ接続詞と、代名詞「it」を兼ね合わせた働きをしているということができる、と。で、これは主格の関係代名詞というやつで、モノやものごと、動物が「先行詞」のときは「which」を使い、人が「先行詞」のときは「who」を使って、さらに、「which」や「who」は「that」に置き換えることもできて……と「解説」が続いていくわけですね。

 

 

やはり、英語の苦手な生徒にとっては、「ややこしい」わけです。

 

 

 

今回の授業の「ポイント」は、

 

①「修飾関係」を軸に説明することで、英語の基本語順の理解が深まる

②実は理解しやすい「目的格」の「接触節」から説明する

 

というところですね。

 

 

 

集中的に学習ができる夏期講習で、時間を取って関係代名詞に取り組めたのはよかったと思います。かなり理解が進んだと思います。

 

定期テストの範囲に入ってくるのが2学期の期末あたりになるはずなので、また、それにあわせて復習しましょう。

 

 

 (ivy 松村)