一周年

ivyは、昨年の3月21日に開校し、3月27日の春期講習から授業をスタートさせました。

 

しかし、当時、3月21日の時点では、全く開校準備が整っておらず、お問い合わせくださった方にも、ご案内をしばらくお待ちいただくような状態でした。

 

去年の3月ごろといえば、消費税率が上がる直前でした。大きなお金が動く建築業界では、消費税が上がる前に工事を始めようという「駆け込み需要」が多くなって、業界では大忙しの時期でした。そんななか、かなり無理な注文を引き受けていただき、本当に助かりました。

 

私たちも、なにぶんはじめてのことばかりだったので、なかなか決断できなかったり、途中で変更をお願いしたりして、業者の方たちにずいぶんお手数をおかけしてしまいました。

また、素人の私たちの無知な質問や、おかしな注文などに快く応じていただきました。

 

 

確か、3、4日前にようやく机やいすを搬入して、講習初日の朝にホワイトボードを設置したのだったと思います。

 

 

あれから一年がたったのだと思うと、感慨がこみ上げてきます。

 

手を貸してくださり、支えてくださったみなさまに感謝申し上げます。

 

 

 

塾を立ち上げるという経験は、なかなか貴重なものでした。

自分の「世界」をさらに広げることができました。

 

 

例えば、看板の歴史。

看板屋さんに話を聞く中で、デジタルの画像処理とプリントの技術の進歩によって、現在はシート全体に印刷して貼り付けるものが主流になっていることを知りました。

少し前までは、カッティングといって、それぞれの色のシートの使う部分をカッターなどで切り張りする作業をしなければならなかったので、より多くのコストがかかっていたのです。色の数だけシートを重ね合わせて作っていたのです。

もっと前は、プラスチックを加工して組み合わせなければならなかったので、さらに時間と費用がかかったようです。その前は、もちろん、ペンキなどでの塗装です。

 

電飾やライトアップにLEDが使われるようになって、「交換」の依頼がなくなってきたという話や、道路に出すスタンドの看板の話も興味深かったです。

 

それ以来、道を歩いているときに目に入る看板を見て、「これは古い技術の時代に作られたやつだなあ」とか「うわ、これはオーダメイドだ」とか、デザインや素材や工法が気になるようになってしまいました。

 

 

テナントや事務所などの不動産契約の知識も増え、「居抜き」「スケルトン」といった用語や、テナント料の相場にも詳しくなりました。

コピー機やオフィス家具、電話の契約、印鑑などについてもいろいろと知ることができましたし、さらに、教室を仕切っているスチールの壁のことをパーテーションというのですが、パーテーションやホワイトボード業界にも詳しくなりました。

 

 

ポスターやチラシなどの制作も、興味深く思いました。

 

 

八王子のアールクルーさんには、本当にお世話になりました。

 

ivyの校舎の入り口に置いてある三つ折りのパンフレット、「勉強に感動する」はアールクルーさんに作ってもらったものです。

打ち合わせや撮影や原稿のチェックなど、本当にていねいに対応していただきました。

素人考えの提案などでも、一生懸命アイデアを出して、取り入れるようにデザインしてくださいました。

パンフレットが出来上がったとき、本当に、銀行や保険会社などに置いてあるものと遜色のない、いやそれ以上のものを目の当たりにして、感激したことを覚えています。

 

 

 

私は結構細かい性格で、かといってそれほどデザインのセンスがあるわけでもないのですが、それでも、チラシなど、写真の位置をずらしてみたり、字の大きさやフォントを変えてみたりといった微妙な調整をしたくなってしまうのです。

困ったことに、自分なりの思い入れやこだわりなども詰め込みたくなってしまいます。

 

それで、チラシやポスターは自分で作った方が人に迷惑をかけないな、と思って、今では自分で作るようにしています。

 

チラシはワード、ポスターはパワーポイントで作ります。

だいたい、チラシを作るときには、3、4日続けて徹夜します。

(といっても、塾の仕事は夕方からなので、寝ないままで次の日の授業をすることはありませんよ。)

 

春期講習は、ちょっと時間がなくて、冬期講習でつくったものに手を加えて作りました。

 

少しずつデザインの腕も上がってきて、それなりの出来になってきているのではないかなぁ、と個人的には思っていますが、どうでしょうか。

 

 

 

あとは、塾のホームページやチラシに使われている写真を鑑別できるようになりました。

ホームページやチラシなどの広告に使う写真を提供するサービスがあるのですが、自分でチラシなどを作っているので、だいたいの写真やモデルを見知っているのです。

それで、「この塾とこの塾はチラシの写真がかぶってしまったなあ」とか、「この塾のホームページは、あの写真を使っているなあ」とか、ちょっとマニアックな目線で眺めたりしています。

 

 

ivyのホームページは、多摩市のHTPさんに引き受けていただいています。

 

結構あれこれとお願いをして苦労をおかけしてしまったのですが、本当に素敵なホームページを作っていただきました。

素人の意見であっても尊重して取り入れていただき、そのうえでバランスの取れた素晴らしいサイトに仕上げてくださいました。

HTPさんには、いつもいつも、いろいろな面で本当に助けられています。

 

 

 

 

昨日は、受験を終えた卒業生に集まってもらって、彼らを送り出しました。

(来られなかった人は残念でしたが、今度、ぜひ「送り出され」に来てくださいね。)

 

これで、ひとつのチャプターが完結したのだ、という思いが強くあります。

 

暦の上での一年の最初は元旦ですが、「塾の一年」は3月にはじまります。

それに加えて、ivyにとっての「スタート」は春期講習から、という感覚は、今後も続いていきそうです。

 

来年のこの時期にも、いろいろなことを思い出しそうです。

 

 

(ivy 松村)

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