今日の授業の最後に、少しシリアスな話をしました。
みんな真剣に聞いてくれていたので、私の思いは伝わったのだと思っています。
要約すると「やらない人は、置いて行かれてしまう」という話でした。
授業の中で言ったように、今のクラスには、学力差があります。
そのなかで、なるべく、全員が力を伸ばしていけるような授業を考えています。
しかし、ただ「座りに来ている」人の成績をあげることは、どんな教師にも不可能なことなのです。
勉強ができない、ということは本質的な問題ではありません。
「勉強と向き合わない」ということが問題なのです。
単語テストの告知をしていたにもかかわらず、準備していませんでした。
宿題をやらずに授業に出ていました。
説明した通りにノートをとっていませんでした。
集中を切らして、問題に取り組まず、ボーとしていました。
このような人たちのために、一から全部説明します。
それもまた聞いていないのだとしたら、空しすぎます。
一生懸命取り組んで、それでもできない、と悔し涙を流している人のために、どれほどの時間を費やしても惜しいとは思いません。
できるようになってやる、という向上心のない人のために使う時間は、かなしいほどに無意味です。
何度も言いますが、勘違いしないでください。
「できない」のが悪いのではありません。
人間には個性があって、得意不得意があります。
勉強が苦手な人もたくさんいます。
苦手でいいのです。
いっしょに挑戦しましょう。
(ivy 松村)