毎週火曜日と土曜日は「勉強会」を開催しています。
本日は、学校の授業に対応した「勉強会」を行いました。
5月の連休明けに、すぐ中間テストが行われる学校もあります。
今のうちから計画的に学習するように伝えています。
今日は、なぜか、中間テストのない学校の生徒が多く来ました。
中2の生徒は、中学校の英語のテキストの精読と解説を行いました。
塾ですでに学習した過去形の内容ですので、文法的な説明を省くことができました。
「NEW CROWN」にそって、語彙や意味の取り方を中心に勉強しました。
「How can I get to ~?」などの質問や答え方や、「get on /get off」「take」などの使い方を説明しました。
「get」はいろいろな使われ方をしますね。
わかったり、できるようになったりすることも「get」で表せます。
その他、学校の授業の進め方などを確認して、今後どう勉強を進めていくのかを確認しました。
より高い評定を得るために、どういった取り組みが必要で、「効果的」なのかという話をしました。
今日英語を勉強しにきたのは中間テストのない学校の生徒でした。
定期テストまで2カ月の期間があります。
今日から「期末テスト」に向けての対策をスタートさせたわけですが、気を抜かずにしっかりと取り組んでいきましょう。
苦手な数学の克服に取り組んでいた生徒もいました。
「数学が苦手」といいますが、数学との「相性」が悪いわけではありません。
何らかのきっかけによって、数学を受け入れる余裕が失せてしまっているのです。
けんかをしてしまった友達と、仲直りをしなければならない状況に似ているかもしれません。
「勇気」が必要だと思います。
関係を取り戻すためには、相手に突き放されてしまうことを覚悟して、それでも相手を受け入れようと決意し、行動しなければなりません。
間違っても、わからなくても、苦痛でも、数学という教科の存在を認めてあげてください。
誠実な態度によって、かたくなな人の心が開かれていくように、地道な努力によって、数学に親しめるようになるのです。
まず、「時間がかかる」という認識を持つことが大切かもしれません。すぐに、「やっぱり嫌だ」という結論を出さないこと。
継続して、数学に取り組んでいきましょう。
中1の生徒たちは、歴史について学びました。
まだ、ほとんど学校では授業が行われていません。
今日は、先取りで4大文明と縄文時代までの内容を講義しました。
覚えることがたくさんあって、うんざりしますよね。
どうして、川の名前なんかを覚えなければいけないのか、と思ってしまいます。
「ナイル川」という言葉を覚えても、生活するうえで得することなどありません。
しかし、「ナイル川」は、「知的世界」へのひとつの入口なのです。
「ナイル川」は人類最古の文明の一つであるエジプト文明を生み出しました。
大河が、文明の条件となるのは、農耕を可能にするからです。
川は、植物の生育を促す栄養分を下流に運びます。
雨季によって、水量が増え、洪水が起こり、栄養分が土地にいきわたり、農作物を育てるのです。
洪水の時期を正確に知るために暦(太陽暦)が発達します。
計画的な農業がおこなわれるようになり、みんなで協力して、大規模な農耕を行うために、リーダーが現れます。
貯蔵可能な穀物は、所有の対象になり、「富」になります。
「富」が蓄えられるようになって、「貧富の差」が生まれます。
「富」をたくさん持つことができた人と、そうでない人が出てくるからです。
「富」をめぐって争いが起こり、戦争に発展します。
戦争のために、さらに、強い権力を持ったリーダーが求められます。
こうして、人類の歴史に「王」が登場するのです。
「王」は、権力を使って、自分の墓であるピラミッドを作ったのです。
知識を広げて、いろいろなことがらと結びつけて、関心を深めながら勉強していくと、「社会科」は、どんどん「面白く」なっていきます。
今後、火曜日、土曜日はできる限り「勉強会」に参加することを勧めます。
参加は自由ですが、前もって相談してもらえると、学習計画が立てやすくなります。
それ以外にも、土日に勉強時間が取れない中3生は水曜日に、中2生は金曜日にできる限り自習に来るようにしてください。
テスト範囲がわからないからまだ勉強を始めなくていい、と考えないように。
テストの1週間前からテスト勉強を始めることがゆるされるのは、一握りの優秀な生徒だけです。
私たち凡人は、「計画性」と「継続性」で彼らに対抗するしかないのです。
彼らのマネをしないように。
一学期が終わった後で、「勉強する時間がなかった」という言い訳を絶対にしないでください。
それを言われたら、本気で怒ります。
思わず、「Get out !」と言ってしまうかもしれません。 (また「get」を使ってしまう。)
(ivy 松村)