暗記には、工夫によって効果や能率をあげていく局面と、努力によって語彙や知識などを血肉にしていく局面があります。
塾の教師は、後者の重要性をなかなか口に出しづらいものです。
「楽」に成績を上げてくれる塾が「いい塾」である、という浅い考えの人もたくさんいるからです。
がんばって覚えなさい、と言われると、露骨に「うげぇ~」という顔をする人もたくさんいることでしょう。
生徒に「余計なストレス」を与えないために、小テストなどを課さない塾もあります。
勉強には、地道な取り組みが必要です。
そのことを、正しく伝えたいと思っています。
私は、よく「暗記をしなさい」と生徒にいいます。
しかし、闇雲に、修業のように、ただ一心不乱に言葉や数字の羅列を記憶するように指示しているわけではありません。
以前、暗記について、何度かブログに書きました。
まだ、読んだことのない人は、目を通しておいてください。
(ivy 松村)