中1国語「期末テスト」解説

中1の各学校の期末テストで出題範囲となっている国語の単元の簡単な解説を載せておきます。

必要な部分を参照してください。

 

中一は、「文法」が出題される中学が多いようです。

 

 

★漢字の成り立ち(六書)

 

①象形文字……物の形をかたどってできた文字。4%

 

山・川・目・手・口・馬・鳥・魚・・・

 

 

②指事文字……形のない「ものごと」を、点や線などを使って表した文字。1.5%

 

一・二・三・上・中・下・末・本(←要注意!)・・・

 

 

③会意文字……二つ以上の漢字の組み合わせで、新しい意味を表した文字。13%

 

日+月=明 (日も月も明るく照らすことを表す)

人+言=信 (人の言葉が真実であることを表す)

 

森・鳴・美・休・岩・・・

 

 

 

④形声文字……意味の部分「部首」と音の部分「音読み」からなる文字。約81.5%

 

清=氵(水)+青(セイ)

晴=日(太陽)+青(セイ)

精=米(コメ)+青(セイ)

 

郡・群・飯・版・販・板・飯・銅・胴・花・問・・・

 

 

※転注文字……漢字本来の意味が広がって、別の意味を持ったもの

 

楽(ガク)→音楽を奏でる→音楽は入の心を楽しませる

楽(ラク・たのしい)→「楽」の文字を「楽しい」という意味で用いる

 

 

※仮借文字……漢字本来の意味とは無関係に、音だけを借りたもの

 

「亜米利加」「印度」「巴里」など「当て字」も仮借文字

 

 

※国字……日本で作られた「漢字」

 

畑、働(はたらく、ドウ)、峠、込、枠、搾(しぼる、サク)、塀(ヘイ)

辻、鞄 笹 躾 凪 樫 榊・・・

 

 

 

 

 

★言葉の単位/文の組み立て

 

※文節

文節に区切るときは、「ネ」「ヨ」「サ」などを入れて区切れるところを探しましょう。

 

例文:「春休みに/私は/家族と/富士山に/登った。」

 

・「この/本」「その/机」などは句切ります。

・「走って/いる」「しまって/ある」なども句切ります。

・「走らない」は句切りません。「走って/ない」は句切ります。

 

 

※単語

一度文節に区切った後、「付属語」を分離させることで単語に区切ることができます。

「付属語」とは、「が」「は」「の」「を」「た(だ)」「ます」「たい」「う(よう)」など、他の単語にくっついて働きをもつ単語です。

 

 

例文:「春休み・に/私・は/家族・と/富士山・に/登っ・た。」

 

・「た(だ)」を分離するのを忘れないように注意してください。

・「特に」、「実に」といった単語(副詞)は分離できません。

・「急に(急だ)」「きれいに(きれいだ)」といった単語(形容動詞)も分離できません。

・「読みにくい」「飛び立つ」といた単語(複合語)も分離できません。

 

 

※文の成分

 

①主語

・「が」「は」の他に、「こそ」「だけ」「も」などの付属語がつくときもあります。

・省略されることもあります。

 

②述語

・基本的に「文末」にあります。(倒置が起きてない場合)

・まず、述語を特定し、それから主語を探すこと。

 

③修飾語

・「いつ・どこで・何で・何に・何を・どんな・なんの・どんなに・どのくらい」などといったことをくわしく説明する文節です。

・倒置がない場合、修飾語は、それより後の文節を修飾します。(直後の文節を修飾するとは限らないので、注意。)

 

③接続語

・「しかし」「だから」「つまり」など。

・「条件」「理由」を示す文節。

 

④独立語

・「呼びかけ」「感動」「応答」「提示」などの文節。

・独立語はふつう文の最初にあって、あとに必ず読点があります。

 

 

 

★連文節

 

※連文節

 

2つ以上の文節がまとまって、文節と同じ働きをするものを「連文節」といいます。

 

主語→「主部」

述語→「述部」

修飾語→「修飾部」

接続語→「接続部」

独立語→「独立部」

 

例文:「さわやかな/風が」吹く。(主部+述語)

 

解説:

この文の主語は「風が」ですが、「さわやかな」と「風が」の文節は、つながりを持つ「まとまり」であるとらえることができます。(修飾-被修飾の関係)

つまり、「さわやかな/風が」は、全体で主語の働きを持つものであるといえますね。

文節の役割を「単独」で示すときには、「~語」といいますが、複数の文節の「まとまり」の役割を考えるときには、「~部」というのです。

ですから、「さわやかな/風が」は「主部」であるということができます。

 

 

※並立の関係

 

2つ以上の文節が、意味のうえで、同じ資格で対等に並んでいる場合、それを「並立の関係」といいます。

 

例文:川の流れは「深く/緩やかだ」

 

解説:

「深く」と「緩やかだ」が「並立の関係」にあります。

この2つの文節は、対等な資格で並んでいるので、位置を入れかえても意味が変化しません。

→川の流れは「緩やかで」「深い」。

「並立の関係」にある文節同士は、常に連文節として扱われます。

「深く/緩やかだ」は、「対等な関係」にある「述部」であると説明できます。

 

 

※補助の関係

 

おもな意味を表す文節に対して、補助的な意味をそえる働きをする文節を「補助語」といいます。このまとまりを「補助の関係」といいます。

 

例文:渡り鳥が「飛んで/いく」。

 

解説:

「飛んで」と「いく」はそれぞれ文節に区切ることができます。

しかし、「いく」を「述語」と考えることはできません。

意味の上で中心となっているのは、「いく」ではなく、「飛んで」です。

そのため、「飛んで/いく」は連文節であり、「述部」であると説明されます。

この場合、「いく」は「述語」ではなく、「飛んで」を補助する、「補助語」であるとみなされます。(補助語は通常ひらがなで書かれます。)

 

 

おもな補助語:

 

遊んで「いる」

しまって「おく」

置いて「ある」

買って「あげる」

考えて「みる」

教えて「やる」

降って「くる」

寒く「ない」

 

 

文法の解説が必要な人は、早目に声をかけてください。

 

(ivy 松村)

 

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