今日から夏期講習がスタートしました。
初日から生徒たちは張り切っています。
7月中は、中3の三者面談や学校見学等が重なっていたり、試合が残っていたりして、まだ、完全に講習の体制になりきっていませんが、だいぶエンジンがかかってきました。
これからさらに回転数を上げていきます。
講習の前半で古文・漢文・韻文を仕上げて、後半には私立高校の過去問に立ち向かえる状態にまで持って行きたいと思っています。
小6は、長丁場のスタートなので、少し慎重に始めました。
焦らずに、少しずつペースアップしていく算段です。
受検勉強に加えて漢検にも挑戦する充実した夏になりそうです。
頃合いを見て、英語の復習もしようと思っています。
立川高校に通う生徒も「講習」として勉強に来ています。
高校受験のときに教わった勉強のやり方のせいで、高校で苦労しているようです。
夏休みをうまく利用して周りに追いつこう、という話をしています。
高校生活の様子などもいろいろ聞かせてもらっています。
きっと道が見えてきます。がんばりましょう。
さて、講習期間に入り、漢検の対策が本格的にスタートしています。
それぞれの級で、約20回のステージをクリアする工程が設定されています。
次のステージに進むためには、眼前の確認テストをクリアしなければなりません。
今日も多くの中学生が自習に来ていましたが、すでに3ステージを攻略した生徒が何人かいます。
授業のなかった小学生も、朝から自習に来て、学校の宿題と漢検対策に取り組んで、2ステージをクリアして帰りました。
この調子でいくと、8月の前半には、一通りの漢検対策を終える人も出てきそうです。
実は、夏休みの「漢検対策」には「裏テーマ」があります。
それは、時間をかけて丹念に一冊の問題集に取り組み、最後までやり遂げるという経験を積んでもらうというものです。
大学受験を考えたときに、あるいは今後の人生で資格や免許の取得などに挑戦しようというときには、その経験が必ず力になるはずです。
高校受験は、ある意味で「トレーナー」である塾の教師が、「メニュー」をすべてそろえて、管理してくれるので、指示に沿った勉強に集中することができます。
しかし、この先、自分で自分勉強を管理するということが必要になってくるのです。
「これだ!」と決めた問題集を最後までやり切り、場合によっては何度も反復するというやり方で取り組まなければならないような勉強の段階があるのです。
今回の「夏期講習番外編 漢字検定シリーズ」は、必ず生徒のみなさんの未来の勉強の質を上げることにつながるはずです。
張り切って取り組んでください。
夏休みは、「勉強の経験値」を上げる絶好の機会です。
(ivy 松村)