暗記をするときの工夫

暗記するときに意識しなければならないのは、後で記憶を「アウトプット」できるかということです。「アウトプット」しやすくするために、「インプット」の工夫をすることが、「整理をしながら覚える」ということです。

 

では、「整理」とは、実際「インプット」するときに何をすることなのでしょうか。

 

2つの方法を紹介したいと思います。

 

ひとつは「階層化」です。「階層化」とは、分かりやすくいえば、分類し仕分けることです。

 

パソコンにデータを保存するときのことをイメージしてください。たくさんの種類のデータを一つの場所に全部入れてしまうと、管理が大変になってしまいます。データの種類や使用する用途に合わせて複数のフォルダを作って管理します。必要であれば、フォルダの中にさらにフォルダを作って、細かい分類をします。そうすれば、素早くデータにアクセスしたり閲覧したりできるようになります。

 

例えば、「let it go」という曲を保存するときに、「ミュージック」→「サウンドトラック」→「ディズニー」→「アナと雪の女王」→というように、データの置き場所をある範囲ごとに限定しておくことで、聞きたいときにすぐに見つけ出すことができます。

 

暗記も同じように、まとまりや属性を意識し、分類しながら行うことが効果的です。記憶を「階層化」することで、記憶の奥にまで筋道立ててアクセスできるようになるでしょう。そうすることで、「アウトプット」しやすくなります。

 

もうひとつは「関連づけ」です。

 

文脈の存在しない、単独の言葉の羅列を覚えるのは大変です。しかし、それに比べて、歌の歌詞などは覚えやすいはずです。メロディーやリズムと関連づけられているからです。同様に、感覚や体験と関連づけられた事柄は、はっきり覚えているものです。ですから、ゴロ合わせや替え歌などの「関連づけ」の工夫によって、暗記がはかどることもあります。

 

最もよいのは、覚えるべき事柄同士を関連づけることです。関連づけの網目が強く、広く結びつけられるほど、記憶は確かなものになります。特に、因果関係や比例・反比例などの相関関係や、親族関係、類似性、法則性などを見出し、それぞれ個別に独立してあった事柄をまとめ、記憶をネットワーク化することが効果的です。


(ivy 松村)

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