都立高校の応募倍率(志願傾向分析)①

都立高校の「倍率」が出ています。

 

やはり、気になるのは日比谷高校です。

男子の倍率が3を割っています。

 

 

25年度の入試までは、2月7日が都立高校の出願の1日目となっていました。

この日は、慶應義塾志木高校などの難関校の試験日なので、都立のトップ校の男子の倍率は、2日目に大きく変化していました。

 

日比谷の場合は、例年2日目に50人近くの応募人数の増加がみられました。

 

本年度は2月4日、5日と、従来よりも3日も早くなりました。

ほとんどの高校で、2日目の応募は1,2人増えたかどうか、という状況です。

 

その中で、本年度の日比谷、青山、西、戸山などで、「若干多め」の応募人数の増加がみられました。

もしかすると、慎重になっている受験生の何人かが1日目の倍率を確認してから出願したのかもしれません。

 

 

 

日比谷の男子の倍率は、例年、志願変更時に下降する傾向にありましたが、本年度は、逆の動きが起こってもおかしくないと思います。

 

日比谷の男子は昨年度に比べて志望者数が「-90」となっています。

 

都立の進学指導重点校のなかでは、西高の男子だけが「+5」となっていますが、あとは軒並み男子の応募人数を減らしています。

戸山は「-72」、国立が「-29」です。

そして、立川が「-80」です。

 

 

青山の分析には少し注意が必要です。

青山は、倍率は「2.23」→「2.60」と上昇しています。

 

しかし、応募人数をみてみると昨年度の366人の応募から、本年度は340人となっており、「-26」となっているのです。志願者は減少しています。

 

青山高校は、今年募集人数を減らしたため、応募人数の減少にもかかわらず、倍率が上昇しているのです。

 

 

 

本年度の都立高校入試は、「安全志向」の受験生が多くなっているのではないかと感じます。

 

トップ校の倍率が下がっているのは、もしかすると、本年度は「本来の志望レベル」から1、2段「下げた」出願をしている受験生が多くなっているからなのかもしれません。

 

 

 

倍率が上昇しているのは、「下げてきた」受験生と、「本来の志望レベル」の受験生が「合流」する「ダム」のような位置づけになる高校です。

 

本年度は、男子では新宿高校、多摩科技、昭和などがそれにあたります。

 

新宿高校は、女子は「-37」となっていますが、男子は「+48」となっています。

多摩科技は男子「+46」、昭和は「+37」です。

 

 

女子の志願傾向の「流れ」も少し見えてきました。

 

女子の場合、本年度は国際高校が「-108」となっています。

昨年度の超高倍率の反動です。(下がった、といっても、本年度の倍率は3.16ですが。)

 

おそらく、グループ作成校の女子の応募が男子ほど減っていないのは、国際高校からの「逆流」が起こっていることも一因となっているのだろうと思います。

 

また、本年度は八王子東の女子の倍率が上昇しています。

 

 

(ivy 松村)

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