受験パターンについて②(私立高校推薦入試)

③私立高校「推薦入試」(合格の「見込み」あり)

 

 

私立高校の推薦入試は、その内容から4つに分類できます。

 

 

一.「入学の縛り」あり・「合格の見込み」あり

二.「入学の縛り」あり・「合格の見込み」なし

三.「入学の縛り」なし・「合格の見込み」あり

四.「入学の縛り」なし・「合格の見込み」なし

 

 

都内の中学生が都内の私立高校の「推薦入試」を受ける場合には、合格者は必ず入学の手続きをしなければならいことになっています。

つまり、日野市や八王子に住む受験生が、都内の私立高校の「推薦入試」に出願するには、その高校が第一志望の高校であることが前提となります。

 

 

高校入試を総括しているのは各都道府県の教育委員会で、それぞれの自治体によって入試制度が異なっています。「推薦入試」に関する取り決めは、それぞれの地域内でのみ有効となります。そのため、自校の所在する地域の受験生と、地域外の受験生とで受験の「要項」を変えている高校もあります。

 

学校関係者や塾関係者の間で、「入学の縛り」のある受験様式を「推薦A」、「入学の縛り」のない受験様式を「推薦B」と言うことがあります。

また、「単願推薦」および「併願推薦」と呼ぶこともあります。

 

県内の受験生は「推薦A」(単願推薦)のみの受験しかできないけれど、県外の受験生は「推薦B」(併願推薦)を受けることができるようになっている高校があるわけです。

 

 

上述のとおり、都内の私立高校の「推薦入試」には、必ず「入学の縛り」があります。

したがって、上に挙げたの分類のうち、「三」と「四」(ほとんどありませんが)は、東京都外の私立高校に限られます。

 

都内の私立高校の「推薦入試」を受けるのは、その高校に100パーセントの入学の意志がある生徒だけです。

 

 

 

さて、ほとんどの私立高校の「推薦入試」には、出願の「基準」があります。

そのうち、一部の高校は、「基準」を満たし「推薦入試」の受験が確定すれば、合格の「見込み」を得ることができるわけです。

 

その「基準」に、検定や部活動などの実績を加えてくれる高校もありますが、基本的には「内申」の点数をもとに設定されています。

 

ですから、「合格の見込みありの推薦入試」を受けたいと考えている受験生は、やはり「内申」を確保するための勉強が重要になります。

 

しかし、無論、「推薦入試」を受ける「基準」に達することができなかった場合、「一般入試」での合格を目指すことになるわけです。「推薦」の「基準」を確保することが厳しいと想定される状況では、「一般入試」を視野に入れて受験を組み立てるほうが現実的です。

 

この受験パターンのもとでは、個別の学習計画が求められます。

状況や見通しを踏まえて、受験勉強の配分を決めていきましょう。

 

 

 

(ivy 松村)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。