受験パターンについて③(私立高校推薦入試+一般入試)

④私立高校「推薦入試」+私立高校「一般入試」

 

 

私立高校を第一志望とする生徒は、「推薦入試」での合格を目指します。

しかし、難関校の「推薦入試」は、「一般入試」以上に過酷です。

 

「入試得点」で合否判定を行う「推薦入試」は、例年激戦となります。

学力の高い受験生が多数応募してくる倍率の高い入試となるので、「厳しい結果」がもたらされることを覚悟して挑まなければなりません。

 

 

「厳しい結果」を精神的に引きずってしまう生徒には、「推薦入試」などを受けさせないほうがいいという意見もあります。最近の私は、そういう意見にも一理あると思えるようになってきました。確かに、「そういう生徒」が増えています。

 

それでも、私立高校への進学を希望する受験生は、「推薦入試」を受験スケジュールに組み込むべきです。

 

 

都内の私立高校の「推薦入試」は、本年度は1月22日か1月23日に行われます。

「推薦入試」で合格を手にすることができれば、そこで受験が終了となります。

一方、「厳しい結果」となった場合には、2月10日以降の「一般入試」に「再挑戦」することになりますが、それは必ずしも「不利な材料」であるとは限らないのです。むしろ、重要な「布石」となります。

 

 

「推薦入試」の受験が可能であるということは、第一志望の高校を、2度受験する機会が得られるということです。

それは、単にチャンスが多くなるというだけでなく、他の受験生に先駆けて受験を経験できるということでもあります。

さらに、再受験の優遇措置は、「一般受験」の際に非常に大きなアドバンテージとなります。

 

つまり、私立高校の「推薦入試」は、以下のような意味を持つわけです。

 

 

・「合格」の機会を増やすことができる

・受験の「経験値」を上げることができる

・「二回目」の受験が有利になる

 

 

もちろん、「推薦入試」を突破して合格を手にすることが、もっとも理想的です。

しかし、私立高校の「推薦入試」は、現実的に、「一般入試」のためのステップであるという捉え方が必要です。

つまり、「一般入試」まで戦う「心構え」を持って、「推薦入試」を受験しなければならいということです。

 

 

 

私立高校の「推薦入試」は、多くの場合、受験資格となる「基準」が設けられています。

志望校が「推薦入試」の「基準」を設定している場合には、まずは、その「基準」を満たし、「推薦入試」の受験資格を得なければなりません。

 

 

そもそも、「推薦入試」の位置づけは、「成績の優秀な生徒を、中学校が、高校に推薦する」というものです。

学校の成績が優れている生徒に有利な制度になっているのは、ある意味で、必然です。

そのために、受験資格に「内申」等の基準が設けられたり、入試得点に「内申点」が加点されたりするわけです。

 

ですから、原理的にも、「推薦入試」を希望する生徒は、学校の成績をおろそかにしてはならないわけです。

 

まずは、「基準」に届く成績を収めなければなりません。

そして、「推薦入試」にオールインするのではなく、「推薦入試」→「一般入試」というプロセスを踏まえて、受験の戦略を立てていくことが重要です。

 

 

(ivy 松村)

 

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