受験パターンについて⑤(私立高校「一般入試」)

b)私立高校「一般入試」

 

 

例年、2月10日から東京都の私立高校入試がスタートします。

 

私立高校入試の「解禁日」が決められているので、この日から一斉に入試期間に突入することになるのです。

そうしなければ、より早い時期から生徒を集めたいと考える私立学校の、「入試日の前倒し競争」が起こってしまうからです。

 

 

東京都と神奈川県の私立高校入試は一体的な制度になっています。

両都県は、10日、11日、12日の3日間に、ほとんどの高校が入試日を設定しています。

13日以降に入試を行う高校もいくつかありますが、「受験パターン」を組むということは、とりもなおさず、この3日間の受験をどうするのかを決めるということになるわけです。

 

 

「勝負事」の基本的な戦略に基づけば、「もっとも重要な一戦」を最後に残すのがセオリーです。

 

しかし、「受験」の場合は、第一志望の高校の受験日が、必ずしも「後」になるとは限りません。

 

多くの高校は、より早い日程に入試日を設定したいと考えています。

そのため、特に「初日」の2月10日には、人気校の入試が集中します。

第一志望校の試験日が2月10日となっている受験生には、「もっとも重要な一戦」が「初日」に訪れることになるわけです。

 

 

これは、精神的に大きな負荷となります。

多くの受験生は、できれば、第一志望の高校を受験する前に、他の高校の受験を経験しておきたいと考えるはずです。

 

つまり、2月10日の前に、「受験」の「需要」があるわけです。

千葉県や埼玉県などの、東京に隣接する県は、入試の「解禁日」を2月10日よりも前に設定しています。そのため、東京都の受験生も、2月10日以前に近隣の県の私立高校の受験をすることができます。

 

東京近郊の県の入試制度は、間接的に、最大の受験人口を抱える東京都の受験事情と「リンク」していると考えることもできそうです。

 

 

 

さて、私立高校入試の「受験パターン」は、大きく2つの「志向性」に分けることができます。

 

ひとつは、「おさえ」、「学力相応校」、「チャレンジ校」というように、「受験パターン」を階層的に設定するオーソドックスな「戦略」です。

 

もうひとつは、数多くの「チャレンジ校」を受験し、「手数」を増やすことで上位校へ進学する可能性を上げようとする「戦略」です。

 

 

 

後者の「受験パターン」は、「大崩れ」したときに、進学のリスクが大きくなります。ですから、この「戦略」は「判断」を間違うとちょっと怖い部分があります。

 

たしかに、受験の一側面は、誤解を恐れずにいえば、「結果オーライ」の「勝負事」であると考えることもできるわけです。合格という「結果」が出れば、どれほど危うい「戦略」であろうと、「正解」であるという人もいるでしょう。

 

 

 

・・・実は、「受験パターン」を組んで具体的に説明しようと思って、例をいくつか挙げて一旦書いてみたのですが、ちょっと、載せづらいなぁ、と思ってしまって、別の地域の例を書こうとも思ったのですが、試作しているうちに、それも微妙だなぁ、と思ってしまって、結局載せないことにしました。

 

かなり枚挙して書こうと準備していたのですが、ちょっと今回はやめておきます。

(塾内生には、よく話しているような内容です。)

 

時間をかけた割には、薄い内容になってしまいました。う~ん。

 

 

(ivy 松村)

 

 

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