都立高校の最終応募状況②

八王子東、立川、国立の3校の応募人数を確認してみましょう。

 

 

まず、男子です。

 

 

 男子 29年度 28年度 増減
八王子東 177 188 -11
立川 220 208 12
国立 207 241 -34
 計 604 637 -33          

 

 

次に女子です。

 

 女子 29年 28年 増減
八王子東 168 187 -19
立川 182 185 -3
国立 186 220 -34
 計 536 592 -56          

 

 

 

男子は、八王子東、国立ではなく、立川を志望する受験生が増えていることがわかりますが、3校全体で志願者をつなぎとめられなくなって、「流出」を招いています。

 

女子は、いっそう全体の志願者数が減少し、より「人員」の流出が大きくなっていることがわかります。

 

その一部は国分寺に流れています。

本年度、国分寺高校の、女子の応募が増加しています。

 

 

国分寺高校の年度ごとの応募状況を確認してみましょう。

 

  男子   女子
年度 倍率 人数合計 人数 割合 人数 割合
29 1.79 451 238 52.8% 213 47.2%
28 1.74 438 248 56.6% 190 43.4%
27 1.67 420 245 58.3% 175 41.7%
26 1.77 446 271 60.8% 175 39.2%
25 2.24 493 289 58.6% 204 41.4%
24 1.94 427 270 63.2% 157 36.8%

 

 

 

国分寺は、男女合同で合格者を出す高校ですが、従来、男子の応募が女子を大きく上回っていました。

上の表を見ると、年々女子の応募人数が増え、本年度は応募者に占める女子の割合が半数近くになっていることがわかります。

 

 

国分寺は、志願変更によって、応募者を減らし、倍率を1.82から1.79に下げています。

内わけを見ると、男子は「-1」、女子は「-6」です。

 

 

 

ざっくりとした「目安」ですが、都立の上位校は、だいたい倍率が1.8を超えてくると流出が活発になります。

また、1.4を下回ると、志願変更が刺激されるようです。

 

 

昭和の倍率上昇や、小金井北の倍率下降は、まったくの予想どおりでした。

 

昭和・男子 1.23→(+10)1.30

昭和・女子 1.16→(+24)1.36

 

小金井北・男子 1.85→(-15)1.70

小金井北・女子 2.00→(-15)1.84

 

 

小金井北を含めた、いわゆる「三北」とよばれる3校は、「都心の影響」を受ける立地なので、来年度の動向が少し気になります。

 

調布北の女子が、1.37→(+16)1.55となっています。

武蔵野北の女子は、1.92→(-9)1.84です。男子との「格差」が出ています。

 

調布北の男子は、1.32→(+1)1.33、武蔵野北の男子は1.39→(+5)1.44でした。

 

 

調布北、武蔵野北の男子の倍率は、大きく変動しませんでした。

特に調布北の来年の倍率は気になります。

 

 

 

「共通問題上位校」を追う位置の高校群になると、倍率1.6後半ぐらいが流出の「目安」になります。

 

 

南平・男子 1.68→(-11)1.60

南平・女子 1.73→(-7)1.67

東大和南・男子 1.69→(-13)1.59

東大和・男子 1.71→(-18)1.53

 

 

 

その他、気になったのは、武蔵の女子、1.58→(+9)1.87です。

 

武蔵は、1.6を下回ると、「ねらい目」だと目されるのかもしれません。

武蔵は、大学合格実績が伸長しています。

今後、トップ校を狙う学力の生徒にとって、特異な位置づけの高校になりそうです。

「受験倍率」がどれくらいになるのか、少し気になりますが。

 

 

(ivy 松村)

 

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