積極的に行きましょう

新年度がスタートして、2週間がたちました。

 

 

小学生の生徒たちには、まちがうことを恐れないように、恥ずかしがらないように、という話をしています。

 

 

進学コースの小6の生徒たちには、先週と今週に、「作文」の宿題を出しました。

 

すばらしかったです。

 

最初の「作文」では、少しおかしなところがあるほうが、面白味が出るものだ、という話をしていて、それも少しは期待していたのですが、完成された「作品」を作ってきてくれました。

 

なかなかの「世界観」があらわれていて、引き込まれました。

 

今週の作文も、いいものが書けていました。

 

 

ちょっと、もったいないと思うのは、きみたちが恥ずかしがってしまうことです。

自信を持って、どんどん積極的に「自分」を出していきましょう。

 

 

まちがえたり、失敗したりすることを恐れずに、いろいろなチャレンジをしてください。

 

 

「まちがえたり、失敗したりするために塾に来ている」と思うくらいの方がいいのです。

 

いつも、なんでも、完璧にできる人だったら、塾に来て勉強する必要もなくなってしまいます。

 

知らなかったところ、わからなかったところ、覚えていなかったところを直して、わかるようになる、できるようになるために塾にくるのです。

 

 

でも、「まちがえる気、満々」で塾に来るのはだめですよ。

 

 

(ivy 松村)

 

 

 

I was talking about CHALLENGE.

今日の授業の最後に、少しシリアスな話をしました。

みんな真剣に聞いてくれていたので、私の思いは伝わったのだと思っています。

 

要約すると「やらない人は、置いて行かれてしまう」という話でした。

 

授業の中で言ったように、今のクラスには、学力差があります。

そのなかで、なるべく、全員が力を伸ばしていけるような授業を考えています。

しかし、ただ「座りに来ている」人の成績をあげることは、どんな教師にも不可能なことなのです。

 

 

勉強ができない、ということは本質的な問題ではありません。

「勉強と向き合わない」ということが問題なのです。

 

単語テストの告知をしていたにもかかわらず、準備していませんでした。

宿題をやらずに授業に出ていました。

説明した通りにノートをとっていませんでした。

集中を切らして、問題に取り組まず、ボーとしていました。

 

このような人たちのために、一から全部説明します。

それもまた聞いていないのだとしたら、空しすぎます。

 

 

一生懸命取り組んで、それでもできない、と悔し涙を流している人のために、どれほどの時間を費やしても惜しいとは思いません。

 

できるようになってやる、という向上心のない人のために使う時間は、かなしいほどに無意味です。

 

 

何度も言いますが、勘違いしないでください。

「できない」のが悪いのではありません。

 

人間には個性があって、得意不得意があります。

勉強が苦手な人もたくさんいます。

 

苦手でいいのです。

 

いっしょに挑戦しましょう。

 

(ivy 松村)

都立中受検コースの授業②

都立中の入試には、「地図から情報を読み取る」問題が出されます。

 

よくある問題のひとつが、「道順の説明」です。

 

また、距離、面積、方位、高度、地形、土地利用などを説明する問題もあります。

 

さらに、地図を比べて、地域の特徴や土地利用の工夫などについて考える問題もあります。

 

そして、昔と今の地図を比較して、地域の様子や生活の「変化」を読み取るような問題があります。

 

 

 

今回宿題にしたのは、静岡市の「変化」についてでした。

 

1959年と2012年の静岡東部の地図を比較して説明する問題です。

 

水田が広がっていた場所が、住宅地になっています。

たくさん人が集まって暮らすようになったということですね。

 

(これを「都市化」と呼びます。)

 

 

次に、なぜ人が集まってくるのか、を考えなければなりません。

その場所で暮らすことが、生活にとってプラスになるからです。

つまり、「仕事」があるからです。

「工場」がたくさんできたことと関係があるのです。

 

(「産業」と「都市化」にはつながりがあります。)

 

 

さらに、なぜこの地域に多くの工場が建てられたのか、を考えます。

2つの地図を比べて、目につく大きな違いは、「東名高速道路」ができたことです。

工場「生産」と交通「出荷」の関係に気づくことができれば、原材料や製品を輸送するのに便利だから、高速道路の近くに工場が建てられたことに気づくことができます。

 

(「工場の立地」は、地理学と経済学の重要なテーマです。)

 

 

このような「因果関係」を結びあわせて、解答を作ります。

 

 

 

 

都立中の受検勉強は、最初とまどってしまうと思います。

これまでとは違う勉強だからです。

 

これまでは、やり方を説明されて、「こうしなさい」という勉強でした。

 

都立中の受検勉強は、「見て(読んで)、考えて、書きなさい」という勉強です。

 

 

今は大変でしょうが、やっていくうちに、きっと手ごたえを感じるようになると思います。

 

いっしょにがんばりましょう。

 

 

(ivy 松村)

都立中受検コースの授業①

現在、小6の都立中受検コースの文系の授業では、地図について学んでいます。

地図の基本的な知識や、地図からの情報の読み取りかたなどを学習しています。

 

方位を説明する際には、昔の方位についても教えました。

 

北 ・・・子(ね)

北東・・・艮(うしとら)「丑(うし)寅(とら)」

東 ・・・卯(う)

南東・・・巽(たつみ)「辰(たつ)巳(み)」

南 ・・・午(うま)

南西・・・坤(ひつじさる)「未(ひつじ)申(さる)」

西 ・・・酉(とり)

北西・・・乾(いぬい)「戌(いぬ)亥(い)」

 

十二支を当てはめるのでしたね。

 

 

授業では、主題図、地形図(一般図)といった地図の種類について説明しました。

 

路線図、天気図、観光案内などの「主題図」は、使い方によって地図の描かれ方が違っています。

 

国土交通省の国土地理院が発行している地形図には、2万5000分の1や5万分の1の縮尺の地図があること、さらに、実際の距離の求め方、等高線、地図記号などを勉強しました。

 

現在は、紙を使わないグーグルマップなどの地図が多く利用されています。

 

 

 

そして、地図の歴史と特徴について詳しく学びました。

 

昔の地図は、航空写真を使ったりすることができません。

ですから、人が活動している範囲、実際に行ったことのあるところほど、詳しく描かれることになるのでしたね。

(実は、エラトステネスやプトレマイオスの世界地図を見せたのには意味があります。ある都立中の入試で出題されたからです。)

 

また、伝えたい内容(主題)は詳しく描かれ、そうでない事柄は、普通は省略されるのでしたね。

 

 

測量の技術が進歩して、正しい距離を測ることができるようになって、だんだん、より正確な地図が作られるようになります。

 

奈良時代に作られた「行基図」や江戸時代に伊能忠敬が作った地図を比べてみましたね。

 

 

そして、「球体」である地球を平面である「地図」に写したときに、「ゆがみ」が出てくるのだという説明をしました。

 

いつも見ている世界地図(メルカトル図法といいます)は、北極、南極に近づくほど、面積が実際よりも大きくなってしまうことを、地球儀と比べて確認しましたね。

 

 

 

 

都立中の入試問題は、知識を直接問う出題はほとんどありません。

しかし、実は、であるからこそ、生活や身のまわり、社会や歴史、自然についての「細かい」知識を知っておくことがプラスになります。

「情報処理」の能力や、入試問題との「親和性」を身につけることができるからです。

 

(ivy 松村)

We study English on Mondays.

中2と中3の生徒には、毎週英語の授業で「レポート」を課しています。

 

基本的に、毎回の宿題は「レポート」と単語テストの準備(暗記)です。

 

単語テストでひどい点数を取ると、レポートの量が増えてしまいます。

また、授業内で行う演習で手を抜いたり、何問も間違えてしまったりした場合も、報告義務が増えていきます。

 

 

しかし、このレポートは、優秀な生徒ほどその量が少なくなるわけではありません。

授業内容やポイント、自己分析や反省点などをしっかりとまとめようとするほど、時間がかかるものになります。

 

 

例えば、今日の中2の授業は、「過去形」についてでしたが、「過去形」を完璧に理解している生徒にとってもレポートのテーマとなる話はたくさんあったはずです。

 

例えば、「時制」という概念の説明をしました。

また、現在形と現在進行形の違い、現在形が使われる場合について(①現在の状態の説明、②習慣、③一般的な真理や法則)も板書で説明しました。

あるいは、「yes/no疑問文」、「疑問詞疑問文」について確認し、さらに疑問詞についてのまとめを行いました。

各論では、いくつかの前置詞の働きや「have」の訳しかた、「it」と「one」の違いなどについても言及しました。

 

 

 

短時間で提出できたからといって、それがよいレポートというわけではありません。

当然、質が大事なので、それをチェックしていきます。

 

 

今は、レポートの形式や書式、事項の整理の仕方などを指導しています。

いずれ、一人ひとりが自主的に工夫を凝らし、学習効果の高いレポートを書けるようになってもらいたいと思っています。

 

しばらくは、授業の最後にレポートを書く時間を取るようにします。

 

 

 

「レポート」を課す意図はいくつかありますが、あえて強調しておきたいことのひとつは、「内申対策」としての側面です。

提出物への意識を高めることを目的としています。

 

 

 

今年は、これまで以上に、学校対策の比重を高めていきます。

 

 

そのために、例年よりも少し進度が遅くなるかもしれません。

 

その分、学校の授業の進捗に合わせて、早い段階からテスト対策を行ったり、普段からワーク、ノート、提出物等のチェックをしたりするようにします。

 

現状では、君たちが学校の先生から十分な評価を受けるためには、「学習の姿勢」というものをアピールしなければなりません。

定期テストの1週間前に、集中的にテスト勉強をするようなやり方では、学校の成績は確保できなくなっているのです。

みなさんに取り組んでもらう塾の「レポート」は、「評価を受ける練習」だと思ってください。

 

もちろん、私自身も、現在の成績のつけ方や受験制度に対して、疑問や不満は山のようにあります。理不尽な先生の話もよく聞きます。

しかし、それを口先で否定していても何も変わることはありません。

その状況を自分のプラスとするにはどう行動したらよいのか、を考えることが大切なのです。

 

 

 

中2は、今日、2回目のレポートが出されました。

 

コツをつかみつつある人もいれば、まだ、少しとまどっている人もいますね。

特に、体験で授業に参加している人や飛び級で受講している人にとっては、大変なことだと思います。

 

すぐには、なかなかうまく書けないでしょうし、授業についていくだけで精いっぱいの人もいるでしょう。しかし、最初から優秀なレポートを求めてはいません。

重要なのは、ていねいに考えながら取り組むことです。

 

 

「レポート」はただその日の授業の復習をするというだけのものではありません。

学習全体に大きな効果をもたらす習慣となるものですので、がんばってこなしていくようにしてください。

 

(ivy 松村)